東証グロース市場

モビルス(4370)

概況

最終更新日:2026/10/15 16:30
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

2026年8月期は売上増(2,118百万円、+14%)だが連結営業損失88百万円、親会社株主損失36百万円。SaaS堅調だが子会社vottiaへの先行投資で連結は赤字。来期黒字計画。

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主力事業

コンタクトセンター向けCXソリューションを中核に、SaaSと導入・運用を伴うプロフェッショナルサービスを提供。

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業績

単体は増収で黒字維持、連結は子会社投資とソフトウェア償却増で赤字。ARRは増加し契約当たり単価が上昇。

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注目点

子会社vottiaへの先行投資、新規借入300百万円と新株予約権発行。ARR約1,464百万円、契約単価は上昇。

最新決算の要点

最終更新日:2026/10/15 16:30
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モビルス株式会社

2026年8月期 通期決算


決算の重要ポイント

  • 売上高は前年比+14.2%で21.18億円と増収(SaaS・プロフェッショナルサービス双方の伸長が寄与)
  • 営業損失は0.88億円(前期は営業利益0.90億円)に転落、親会社株主に帰属する当期純損失は0.36億円(投資・ソフトウェア開発費の先行投資が影響)
  • ARRは四半期末ベースで約14.64億円(千円表示で1,464,003千円)、契約当たり平均単価は334千円に上昇(契約数は305件と微減)

決算数値概要

  • 売上高: 21.18億円 (前年比 +14.2%)
  • 営業利益(経常利益): △0.88億円 (前年比 △197.8%)
  • 純利益: △0.36億円 (前年比 △140.0%)

前回決算からの主なUPDATE

  • 単年度黒字から連結で赤字へ:2025年8月期の親会社株主に帰属する当期純利益90百万円→2026年8月期は△36百万円に転化
  • ソフトウェア等無形固定資産への投資を拡大:期末でソフトウェアが約959百万円(前期609百万円)、無形資産増加が大きく発生
  • 期後発事象での資金調達:2026年9月に三菱UFJ銀行から300百万円の短期借入(運転資金、6ヶ月)を実行(注目すべき資金繰り対応)

好材料(ポジティブ要因)

  • SaaS売上とプロフェッショナルサービスの両面で増収:SaaS売上の改善とMooAなどAI関連案件の大型化でトップライン成長を維持
  • 単価上昇によるARR拡大:契約当たり平均単価が334千円へ上昇しARRの底上げに貢献(解約率は低水準で推移)
  • 2027年見通しは回復予想:会社予想で2027年8月期は売上26.35億円(+24.4%)・親会社株主帰属純利益41百万円と黒字回復見込み

悪材料(ネガティブ要因)

  • 収益性悪化・赤字計上:営業損失・純損失計上により短期的な収益性懸念が顕在化
  • 現金減少と短期返済負担増:期末現金793百万円に減少、かつ1年内返済予定の長期借入金が増加(350百万円へ)し資金繰りリスクを注視する必要あり
  • 連結子会社(vottia)への先行投資:AIエージェント事業の立ち上げで連結ベースの先行投資負担が生じ、短期的に非支配株主持分の影響等も発生
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長期成長期待

最終更新日:2026/10/15 16:30
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1. 成長期待のポイント

生成AI搭載のMooA/AIエージェントへの先行投資と代理店・SIer経由のチャネル拡大で、2027年は会社計画で売上+24.4%(2,118→2,635百万円)、中期で年率数十%成長のポテンシャルあり。

2. 成長ドライバー別の分析

SaaSのARR拡大と単価上昇

  • 四半期ARRは約1,464百万円(2026年8月期末)、契約数は305件と横ばいだが平均単価が334千円へ上昇しているため売上効率が向上。
  • サブスクリプション+従量課金モデルによりリカーリング収益の安定化が期待される。
  • 解約率は低水準(直近12か月で0.74%程度)でチャーン抑制が効いている。

生成AI製品(MooA/AIエージェント)と子会社vottia

  • MooA等のオペレーション支援AIで有人→自動化の移行を取り込み、高付加価値の大型案件(導入時と運用受託)を獲得可能。
  • 連結子会社vottiaへ先行投資中。2027年はvottiaの収益貢献拡大が連結黒字化の鍵(会社想定:連結で営業黒字化)。
  • AI分野は案件単価・導入時のプロフェッショナル収益が大きく、運用受託で高いリカーリング化が見込める。

チャネル&パートナー戦略(代理店・SIer・BPO)

  • 代理店経由のARRが順調に伸長(代理店ARRの四半期推移で顕著)、大手SIer・BPOとの協業で音声系案件や大規模導入を取りやすい。
  • OEMやBPOパートナー経由で導入先の幅を拡大、直販と組合せたハイブリッド営業で受注効率を向上。
  • 既存顧客へのアップセル(MooA導入、追加モジュール)によりLTV拡大が期待される。

3. 今後3年の業績成長イメージ

短期(2027年):会社予想は売上2,635百万円(前期比+24.4%)で営業黒字化を見込む。中期(2028–2029年):生成AI市場とオペレーター支援市場の高成長(分野別に5年CAGRで音声AIは30–40%レンジなど)とvottiaの事業化が順調なら、年率30〜40%に近い高成長シナリオが現実味を帯びる。一方、ARR拡大ペース次第で成長は緩やかにもなる。

4. 課題・リスク

  • AI製品の導入スピードはPoC→商用化の遅延リスクがあり、受注から課金までのタイムラグで計画未達となる可能性がある。
  • vottiaへの先行投資が想定より長期化すると連結損益を圧迫。
  • 競合のAI製品台頭やSI連携の遅れ、そして為替/景気悪化による顧客のIT投資抑制がネガティブ要因。

5. 総括

技術(生成AI)×SaaSの組合せとチャネル拡大で高成長の素地があるが、_poCから本格導入への転換速度_と_vottia投資の回収タイミング_が今後3年の業績実現を左右する主要論点。

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