東証グロース市場

サスメド(4263)

概況

最終更新日:2026/08/07 17:49
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

Medcleが2026年6月に保険収載・販売開始。事業収益497百万円だが営業損失330百万円で赤字継続。

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主力事業

治療用アプリ(DTx)開発を中核に、ブロックチェーン臨床試験システムとAI自動解析プラットフォームを提供。

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業績

事業収益497百万円、営業損失△330百万円、当期純損失△382百万円。研究開発費247百万円、現預金約37億円。

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注目点

Medcleの保険収載と塩野義との販売提携、SDS実稼働や複数マイルストン収入が成長の鍵。

最新決算の要点

最終更新日:2026/08/07 17:49
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サスメド株式会社

2026年6月期 通期決算


決算の重要ポイント

  • 事業収益は497,211千円(約4.97億円)で前期比+7.4%と増収。マイルストン収益やプラットフォーム事業が寄与
  • 2026年6月より不眠障害用アプリ「Medcle」が保険収載され販売開始(塩野義製薬との販売提携)、将来のロイヤリティ期待あり
  • 営業損失は△330,161千円(約△3.30億円)、当期純損失は△382,691千円(約△3.83億円)と赤字継続。資産の減損損失67,471千円を計上し、現金は前期比で約699.8百万円減少

決算数値概要

  • 売上高: 4.97億円 (前年比 +7.4%)
  • 営業利益: △3.30億円 (前年比 △10.2%)
  • 純利益: △3.83億円 (前年比 △28.3%)

前回決算からの主なUPDATE

  • 2026年6月1日付で不眠障害用アプリ「Medcle」が保険収載・販売開始。塩野義製薬と販売連携を進行中。
  • 共同開発案件でのマイルストン収入を計上(杏林製薬向け⽿鳴アプリで2.4億円、あすか製薬向けPMS/PMDDで1.0億円等)。
  • 全社資産について減損を認識(特別損失67,471千円)。またオフィス移転・ソフト構築等で投資支出が拡大し、現金残高は約36.98億円に減少。

好材料(ポジティブ要因)

  • Medcleの保険償還・販売開始:医療保険適用により患者負担が軽減され導入拡大の可能性。販売提携で最大規模のマイルストン・ロイヤリティ(提携金額規模の期待あり)。
  • プラットフォーム事業(SUSMED SourceDataSync/Awesome Intelligence)は継続利用と複数の臨床試験で採用され、安定収益基盤・差別化要素に。特にブロックチェーン導入の治験で実績。
  • 財務基盤は依然堅調:現金及び預金約36.98億円、自己資本比率は高水準(90%台)で成長投資や開発継続の余地がある。

悪材料(ネガティブ要因)

  • 収益は増加したものの赤字継続:営業損失・当期純損失が拡大しており、販促費・人件費・研究開発投資の増加が短期の採算を圧迫。
  • 減損計上(67.5百万円)や投資(内装・敷金・ソフト構築等)によりキャッシュは約7.0億円減少。今後も開発・販売展開での追加支出が見込まれる。
  • Medcleの初期課題:採用医療機関数は拡大しているが「処方数の増加」が課題とされており、想定どおりの収益化には時間を要するリスク。
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長期成長期待

最終更新日:2026/08/07 17:49
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1. 成長期待のポイント

サスメドは不眠症用アプリ「Medcle」を2026年6月に保険収載・販売開始済、FY2027は売上高838百万円(+68.7%)予想。SAMは約420億円、ターゲット市場880億円、潜在市場最大約3,940億円と大きく、プラットフォームとマイルストンで収益拡大が期待される。

2. 成長ドライバー別の分析

Medcle(不眠症用アプリ)の普及と保険収載効果

  • 2026年6月販売開始、保険償還価格24,100円/処方で医療機関処方が収益源。
  • 会社計画:FY2027で採用医療機関1,000軒、月間処方数2,000回目標(2,000回/月×24,100円×12月 ≒ 578.4百万円/年の市場規模換算)。
  • 医療機関向け営業(塩野義との販売提携)と疾患啓発で採用率・処方数拡大がカギ。

共同開発によるマイルストン・ロイヤリティ収入

  • 製薬各社との共同開発で開発進捗に応じたマイルストン収益を積み上げ。既受領マイルストン例:SMD403で2.4億円、SMD106で1.0億円。
  • 塩野義との販売提携に伴うマイルストン総額は最大41億円、他案件で合計の追加マイルストン可能性あり(例:ある案件で最大23億円)。
  • 上場後・上市後は販売額に対するロイヤリティ想定で、継続収入化の余地あり。

DTxプラットフォーム&臨床試験システム(SUSMED SDS)/分析サービス

  • プラットフォーム事業は安定収益基盤:FY2026で事業収益約157百万円、セグメント利益約77百万円を計上。
  • ブロックチェーン実装の臨床試験システムはHeartseed等の企業治験や医師主導試験で採用実績があり、導入拡大で反復・SaaS型収益化が期待。
  • Awesome Intelligence等の機械学習自動分析サービスは臨床データ解析需要で継続利用が見込まれ、相乗的な提案が可能。

3. 今後3年の業績成長イメージ

FY2026実績:事業収益497百万円、営業損失△330百万円。会社予想ではFY2027に838百万円(+68.7%)を見込む。今後3年は(1)Medcleの処方数拡大(保険償還×処方数による再現性収入)、(2)共同開発のマイルストン受領、(3)プラットフォームのSaaS拡大で売上成長が想定される。想定レンジ:現実的なベースケースで年率約25–35%成長、マイルストンと商業化が順調なら年率40%超のアップサイドも可能。

4.課題・リスク

  • Medcleの「処方数増加」が短期の実現性課題:医師の処方意欲、患者受容、導入オペレーションが遅れると収益化が鈍化する。
  • 収益はマイルストン等の一時収入に依存する面が大きく、継続収入化が進まなければ業績の変動が大きい。
  • FY2026の営業CF△474百万円、現預金3,698百万円の財務余力はあるが、研究開発投資継続とプロモ費で赤字継続のため資金計画・キャッシュ消費管理が重要。
  • 規制変更、競合DTxの台頭、医療機関側の導入壁(診療フロー、報酬体系)も成長阻害要因。

5. 総括

Medcleの保険収載と販売提携、プラットフォームの実利用実績が成長の核。短期は採用・処方数の伸びとマイルストン受領が業績を牽引するが、継続的な収益基盤(処方数安定化・ロイヤリティ化)構築とキャッシュ管理が投資判断のポイント。

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