東証グロース市場

網屋(4258)

概況

最終更新日:2026/08/12 16:51
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

FY2026中間は売上・営業利益ともに増加。ARR急伸、サブスク化と提携・買収で成長投資を実行中。

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主力事業

国産SIEM「ALog」やクラウドSASE「Verona」を核に、SOC運用・ネットワーク仮想化・セキュリティBPOを提供。

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業績

Q2売上3,397百万円(+23.7%)、営業利益638百万円(+31.3%)。ARRは前年同期比約+30〜34%で拡大中。

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注目点

アンペール買収による国内製造体制強化、キヤノンMJ等との資本提携、増配・自己株取得で株主還元を拡充。

最新決算の要点

最終更新日:2026/08/12 16:51
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株式会社網屋

2026年12月期 第2四半期決算


決算の重要ポイント

  • 売上高は前年同期比+23.7%で増収、サブスク(ARR)拡大が牽引していることを確認
  • 営業利益は前年同期比+31.3%と増益、四半期ベースで過去最高水準を更新(サブスクの利益寄与)
  • ARR・契約負債が着実に積み上がり(ARR YoYで高成長)、国産SASEやALogの販売/提携が拡大中

決算数値概要

  • 売上高: 33.97億円 (前年比 +23.7%)
  • 営業利益: 6.38億円 (前年比 +31.3%)
  • 純利益: 4.35億円 (前年比 +33.8%)

前回決算からの主なUPDATE

  • 株式会社アンペールを取得し連結子会社化(2026年6月30日):将来的なSASE機器の国内製造拠点化・売上/ARRの上乗せ見込み
  • 社債発行(約15億円規模)による資金調達を実施し、成長投資(R&D・販促・M&A)資金を確保
  • 配当方針の変更と増配見通しを発表(通期予想:1株当たり20.00円へ、累進配当方針導入)および自己株式取得の積極化

好材料(ポジティブ要因)

  • 継続収益基盤の拡大:ARRが堆積(DS/NS両事業で増加)し、売上増以上にストック収益が伸長している点(収益の安定化)
  • 低い解約率と高い導入実績:ALog等のサブスク解約率が極めて低くLTVが高い(顧客維持力)
  • 戦略的資本業務提携(NTTドコモビジネス、キヤノンMJ等)とM&Aで販路・製品幅を拡大しておりスケールメリットが期待できる

悪材料(ネガティブ要因)

  • 財務構造の変化:社債発行・自己株取得等により負債比率が上昇、自己資本比率が低下(2026Q2で約26%)し財務の柔軟性に注意が必要
  • 先行投資負担の拡大:販促・R&D・人員投資を積極化しており短期的には販管費増での利益圧迫リスクが存在
  • M&A・製造統合リスクおよび導入リードタイム:アンペールの統合やSASE大規模導入のリードタイム延長、製品リリース遅延の影響で計画比でARRや収益の積み上げが遅れる可能性
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長期成長期待

最終更新日:2026/08/12 16:51
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1. 成長期待のポイント

網屋はALogの全面サブスク化とSASE(Verona)強化、国産ハード化・大手との資本業務提携でARR拡大と低解約率を実現。今後3年でARR7.2億円(72億円)目標達成を目指し、高成長が期待される。

2. 成長ドライバー別の分析

ALogのサブスク完全移行(ストック収益化)

  • 2024年4月以降のALog完全サブスク化で受注単価とLTVが大幅上昇。解約率は年0.6〜0.8%の低位を維持。
  • サブスク化により契約負債(前受金)が急増し、短期PLに依存しない継続収益基盤を構築(契約負債YoY+40%前後の伸び)。
  • ARR積み上げ効果で営業利益の利益傾斜(四半期ごとの利益集中)を加速させる。

SASE(Network All Cloud / Verona)拡販とハード国内化

  • クラウド型SASE需要が高まる中、VeronaのSaaS/SASE販売が拡大。SASEは市場の追い風(グローバルでCAGR約24%予測)。
  • ハード(SASEルータ等)自社製造のためアンペール社を子会社化し、調達コスト低減と供給安定化でマージン改善を狙う。
  • SASE導入は拠点/工場を持つ中堅〜大手向けでスケール効果が効き、機器販売とサブスクのハイブリッド収益構造を強化。

大手との資本業務提携・チャネル拡大とR&D投資

  • キヤノンMJ、NTTドコモビジネス等との資本業務提携で販売チャネルと大型案件の獲得余地が拡大。
  • AI攻撃検知やSIEMの自動化(AI-SOC)などR&D投資を継続。ALogのAIリスクスコア等特許技術で差別化。
  • 販促投資・人材採用を積極化し、セキュリティBPOや運用代行(MDR/SOC)でARPU向上を図る。

3. 今後3年の業績成長イメージ

直近計画は2026年通期売上約70.0億円、営業利益12.0億円を目標。中期ではARRをFY2026→FY2028にかけて約48億円→72億円へ拡大させる目標が示されており、サブスク比率上昇で売上・利益とも年率二桁成長(目安:売上CAGR15〜25%レンジ、営業利益はさらに高い伸び)を達成するシナリオが現実的。市場追い風(国内サイバー市場大型化、SASE全球CAGR約24%、SIEM市場CAGR約15%)も追随。

4. 課題・リスク

  • SASE導入は提案~実装のリードタイムが長く、商談の遅延やARPU反映のタイミングズレが発生し得る。
  • R&Dや販促投資の先行負担により短期の利益押下げリスク、及びALogクラウド等の開発遅延がARR計画未達を招く可能性。
  • 再販チャネル依存や大手競合(海外大手)の機能競争・価格競争、さらにシステム障害や情報漏洩といった信用リスクも業績に直結する懸念。

5. 総括

ARR拡大と低解約率を軸に、国産SIEM+SASE+ハード自社製造で中期成長を描ける銘柄。投資判断は提携効果の実行力、ALog/Veronaの商用展開スピード、R&Dの結果に着目すると良い。

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