東証スタンダード市場

丸尾カルシウム(4102)

概況

最終更新日:2026/08/07 17:04
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

2026年度は売上横ばいだが投資収益で増益。2027年度Q1は販売増と価格改定で黒字転換。

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主力事業

炭酸カルシウムの製造・販売(化成・重質等)を主軸に、塗料・樹脂等向け供給と関連付随業務を展開。

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業績

価格改定と製造工程見直しで原価低減、受取配当や為替差益も寄与し経常・純利益が改善。通期業績予想は据え置き。

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注目点

有価証券評価差額金の増加や為替差益が包括利益を押し上げ。連結子会社の清算除外による範囲変更あり。

最新決算の要点

最終更新日:2026/08/07 17:04
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丸尾カルシウム株式会社

2027年3月期 第1四半期決算


決算の重要ポイント

  • 売上高は前年同期比 +13.6% の33.98億円と増収(販売価格見直しと海外販売増が寄与)
  • 営業利益は1,301万円(0.13億円)で前年同期の▲360万円(※36百万円の赤字)から黒字転換
  • 投資有価証券評価差額などによる包括利益が大幅増(四半期包括利益350百万円)、純利益は66百万円を計上

決算数値概要

  • 売上高: 33.98億円 (前年比 +13.6%)
  • 営業利益(経常利益): 0.13億円 (前年比 黒字転換、前年同期は△0.36億円)
  • 純利益: 0.66億円 (前年比 比較不可、前年同期 0百万円)

前回決算からの主なUPDATE

  • 第1四半期での売上・利益ともに改善し、営業損失から黒字へ転換した点(価格改定・原価改善の効果)
  • 投資有価証券の評価増加によりその他包括利益が拡大(投資有価証券が約3.92億円増加)
  • 通期業績予想に変更なし(既発表の通期見通しを維持)

好材料(ポジティブ要因)

  • 販売価格の見直しと製造工程見直しで収益性が改善し、短期的に利益体質が回復した点
  • 海外販売の伸長が売上を押し上げ、需要の多様化が進んでいること
  • 受取配当金や為替差益など営業外収益の増加により経常収益が下支えされている点

悪材料(ネガティブ要因)

  • エネルギー・原材料価格高騰や円安による調達コスト上昇が収益を圧迫するリスクが継続
  • 現金及び預金は期首比で約1.46億円減少、短期的な流動性や運転資金管理に注意が必要
  • 投資有価証券評価差額により包括利益が大きく変動しており、評価益依存の側面があること
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長期成長期待

最終更新日:2026/08/07 17:04
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1. 成長期待のポイント

丸尾カルシウムは価格改定と製造効率化で収益改善を進め、海外販売拡大が追い風。2027期の会社見通しは売上13,000百万円(+2.9%)、営業利益100百万円を提示。

2. 成長ドライバー別の分析

価格改定と収益構造の改善

  • 原材料・エネルギー高騰を受けた販売価格の見直しで粗利改善を図っている(Q1で営業黒字化)。
  • 受取配当・為替差益など営業外収益の寄与により経常益が増加している(Q1経常益74百万円)。
  • 価格改定の定着で短中期のマージン改善が期待できるが、完全転嫁には時間を要する。

海外販売の拡大(輸出・海外比率)

  • 用途別では合成樹脂・塗料向けが主力。2026年度の輸出は約1,889百万円と一定の海外需要がある(FY2026)。
  • Q1は海外販売増で売上伸長(Q1売上3,397百万円、前年同期比+13.6%)。
  • 海外需要の取り込みで国内需要の停滞を補完できるが、為替・貿易環境に敏感。

設備投資と製造効率化

  • FY2026の有形固定資産取得は約545百万円(投資による生産能力・効率向上)。
  • 減価償却費は増加傾向(FY2026で約589百万円)、中長期では投資が原価低減に寄与。
  • 工程改善・省力化によるコスト削減が継続すれば利益率改善を後押し。

3. 今後3年の業績成長イメージ

会社は2027期に売上13,000百万円(+2.9%)、営業利益100百万円を見込む。Q1の好調(売上+13.6%)が続くなら短期は+3〜5%の売上伸長、営業利益は設備投資と価格転嫁の進展で黒字幅拡大が期待される。ただし為替変動や原料市況で年ごとに変動しやすく、安定的な成長は緩やか(想定売上CAGR:約3%前後)。

4.課題・リスク

  • 原燃料・物流コストや中東情勢によるエネルギー価格上昇が採算を圧迫。
  • 為替変動の影響(Q1は為替差益が寄与、逆の動きで業績悪化の恐れ)。
  • 主要需要先(住宅・輸出市場)の景気後退や競合との価格競争で販売量が低下するリスク。
  • 単一セグメント依存のため需要構造変化に弱く、新規用途開拓や顧客分散が課題。

5. 総括

短期は価格改定と海外販売の伸長で増収・黒字化期待。だが原料・為替リスクと単一事業依存が残るため、安定した中期成長には効率化投資の効果定着と市場多角化が鍵となる。

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