東証グロース市場

rakumo(4060)

概況

最終更新日:2026/07/15 00:01
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

2026年第1四半期は売上535百万円、調整後EBITA171百万円で増収増益。価格改定と買収でARR拡大、通期計画に順調進捗。

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主力事業

Google Workspace/Microsoft 365向けのグループウェア拡張を主軸に、HR系やCMS等をM&Aで拡充。

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業績

売上・EBITAは増加し通期計画に順調に寄与。販管費・のれん償却で営業利益率はやや圧迫されている。

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注目点

価格改定の浸透、rakumo for Microsoft365展開、生成AI導入、株主優待新設とM&A継続が主要材料。

最新決算の要点

最終更新日:2026/07/15 00:01
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rakumo株式会社

2026年12月期 第1四半期決算


決算の重要ポイント

  • 売上高が前年同期比+35.5%の535百万円(5.35億円)と大幅増収
  • 調整後EBITAは171百万円(+22.3%)、営業利益は120百万円(+10.1%)で増益だが、マージンは低下
  • 価格改定・商品アップデート、M&A連結効果、Microsoft 365展開・生成AI機能の投入が成長ドライバー

決算数値概要

  • 売上高: 5.35億円 (前年比 +35.5%)
  • 営業利益(経常利益): 1.20億円 (前年比 +10.1%)
  • 純利益: 0.67億円 (前年比 △5.6%)

前回決算からの主なUPDATE

  • 大型アップデートに伴うrakumo製品の価格改定が計画通り進捗し、ARPU上昇と売上寄与が確認された
  • DEGINA(旧スタートレ)およびエージェントシェアの連結化により「その他サービス」売上が拡大し、のれん償却費が増加
  • AvePoint Japan等との業務提携による「rakumo for Microsoft 365」展開開始と、生成AI(rakumoエージェント)・Gemini Enterprise販売の本格化

好材料(ポジティブ要因)

  • ① 高い売上成長(+35.5%)とARR/ARPU改善の兆し:価格改定と大型案件で単価・ライセンス売上が上昇
  • ② 低い解約率(ネット指標で1%未満)と積上げ型ビジネスによる安定収益性(SaaSの強み)
  • ③ Microsoft 365市場参入・パートナー連携と生成AI機能の投入により新規需要/単価拡大余地がある

悪材料(ネガティブ要因)

  • ① 販管費の増加(販管費率48.1%、YoYで+51.6%)により営業利益率・調整後EBITAマージンが低下
  • ② M&Aによるのれん計上・償却の増加(第1Qでのれん償却が大幅増)で利益圧迫が発生
  • ③ M&A投資に伴う有利子負債の拡大と、プラットフォーマー(Google/Microsoft等)依存による外部リスクと競争リスク
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長期成長期待

最終更新日:2026/07/15 00:01
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1. 成長期待のポイント

rakumoはARR拡大(Q1 ARR 19.4億→中計目標ARR30億)、価格改定+生成AI(rakumoエージェント)投入、Microsoft365展開・M&Aで今後3年は年20〜30%級の成長が期待される。

2. 成長ドライバー別の分析

製品強化と価格改定(rakumoサービス)

  • 2025年10月からの大型アップデートに伴う料金改定が進行中で、ARPUはQ1で前年同期比+12.2%(IR資料 p.29)。
  • 生成AI機能(rakumoエージェント)やGemini連携でプロダクト価値を高め、既存顧客のアップセル余地が大きい(IR資料 p.39–40)。
  • 解約率は低水準で安定(ネット指標で1%未満推移)、価格改定の受容性も想定より良好(IR資料 p.28, p.37)。

Microsoft 365展開とチャネル拡大

  • AvePoint Japanとの業務提携により「rakumo for Microsoft 365」を提供、代理店(ソフトバンク、USEN等)経由でスケール狙い(IR資料 p.51–52)。
  • Microsoft版は当社側の開発/運営負担が小さく、レベニューシェア中心の高マージン収益が見込める(IR資料 p.35, p.22)。
  • プラットフォーム多様化で潜在顧客が拡大し、大型案件獲得の機会が増加(自治体等、IR資料 p.56)。

M&A・新領域(HR Tech等)とクロスセル

  • DEGINA(旧スタートレ)、エージェントシェア等の連結効果で売上の非オーガニック成長を実現済み(決算短信, IR資料 p.46, p.60)。
  • パソナ連携によるaloop等HR領域の拡販や、グループ間クロスセルで1社当たり売上向上を目指す(IR資料 p.32, p.57)。
  • 中期目標にARR30億・調整後EBITA10億(FY27)を掲げ、M&Aを成長エンジンに位置づけている(IR資料 p.62–64)。

3. 今後3年の業績成長イメージ

2026年度は会社予想で売上2,330百万円(前期比+27%)。中計目標(FY27)に向け2027年はARR30億・売上3.0〜3.3億円規模到達を想定、2028年はMicrosoft展開とクロスセル寄与で売上3.8〜4.2億円、3年トータルの年平均成長率は約20〜28%レンジが現実的。

4. 課題・リスク

  • プラットフォーム依存(Google/Microsoft)の方針変化リスクは高く、連携仕様や課金条件が影響(IR資料 p.69)。
  • のれん償却負担・M&A統合(PMI)コストが利益率を圧迫(のれん償却額が増加、決算短信・Q1で顕在化)。
  • 価格改定が想定より解約を招くケース/大口案件の受注遅延や公共案件の長いリードタイムで成長がブレる可能性。
  • 生成AI競争や技術対応遅れ、優秀人材採用・維持の難度も長期成長の不確実要因(IR資料 p.69)。

5. 総括

rakumoはSaaS積上げモデル+AI強化+Microsoftチャネルで高成長軌道を描けるが、プラットフォーム依存とM&A実行力・統合が成否を分ける。投資判断ではARR推移、解約率、Microsoft版の受注動向とのれん償却の推移を注視したい。

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