東証グロース市場

エコモット(3987)

概況

最終更新日:2026/10/14 16:07
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

2026年8月期は売上2,216百万円、営業損失232百万円、当期純損失174百万円。M&Aで事業領域を拡大中。

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主力事業

IoTインテグレーションを軸に建設DXとモニタリング製品を展開。藤山水産加工を取り込みフィジカルAI実証拠点化を推進。

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業績

売上2,216百万円、営業損失232百万円、親会社株主損失174百万円。現金残高は増加するも自己資本比率は低下。

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注目点

藤山水産加工を連結化し負ののれんを計上、Powerでんき売却やKDDI・積水樹脂との協業を拡大。

最新決算の要点

最終更新日:2026/10/14 16:07
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エコモット株式会社

2026年8月期 通期決算


決算の重要ポイント

  • 売上高は2,216百万円(前年同期比△26.2%)と大幅減少(主に連結子会社パワーでんきイノベーションの売却および大型案件の期ずれによる)
  • 営業損失232百万円、親会社株主に帰属する当期純損失175百万円を計上(売上総利益率は36.6%へ改善)
  • 戦略的M&Aを推進(2026/3 藤山水産加工を連結子会社化、負ののれん発生益87,057千円計上)し、フィジカルAI・水産DX等の新領域へ進出

決算数値概要

  • 売上高: 22.17億円 (前年比 △26.2%)
  • 営業利益: △2.32億円 (前年比 -)
  • 純利益: △1.75億円 (前年比 -)

前回決算からの主なUPDATE

  • 2025年8月29日:連結子会社であった株式会社パワーでんきイノベーションを売却(連結範囲の変更により売上構成が変化)
  • 2026年3月2日:株式会社藤山水産加工の全株式を取得し連結子会社化。取得に伴い負ののれん発生益87,057千円を特別利益で計上
  • 2026年7月1日:連結子会社GRIFFYが株式会社ライフビジネスウェザーの事業を事業譲受(建設向け気象予報サービスの取り込み、気象予報業務許可の獲得)

好材料(ポジティブ要因)

  • 売上総利益率の改善(36.6%、前年より約+1.0pt)— コンストラクション関連製品(PROLICA、GenVital LTE、BAIAS等)の粗利が堅調
  • 手元資金の増加:期末現金及び現金同等物564.9百万円(前期比増加)で当面の運転資金・投資に一定の余裕
  • 事業領域拡大(フィジカルAI・水産DX・建設気象)のためのM&A/事業譲受を実行し、新たな成長の柱を模索

悪材料(ネガティブ要因)

  • 売上高の大幅減(△26.2%)および事業ポートフォリオの入れ替えに伴う短期的な業績低下
  • 営業損失・当期純損失を計上し自己資本比率低下(自己資本比率 26.4%)、収益性と財務健全性に課題
  • 連結化した藤山水産加工が当期は赤字(セグメント損失44,530千円)であり、事業立ち上げ・統合コストや初期投資負担が業績を圧迫
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長期成長期待

最終更新日:2026/10/14 16:07
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1. 成長期待のポイント

エコモットは建設DX(GRIFFY/PROLICA等)・IoTプラットフォーム(FASTIO/KDDI連携)・フィジカルAI(藤山水産加工の連結化)という3領域の掛け合わせでFY27にV字回復計画。市場追い風(国内IoT CAGR 8.0%、国内AIシステム CAGR 25.6%、建設DX CAGR 約7%)を背景に中期で売上成長と黒字化が期待される。

2. 成長ドライバー別の分析

建設DX(コンストラクションソリューション)の拡大

  • GRIFFYを中核にPROLICA(エッジAIカメラ)、BAIAS(配筋AR)、GenVital LTE(熱中症管理)等の導入が累積2万件超と実績が厚い。
  • 法令改正(熱中症対策の義務化)や公共投資の下で需要が継続的に見込まれ、NETIS登録製品の強みが入札加点や採用に寄与。
  • 営業組織強化(東京本社)とゼネコンとの共創により大型案件・横展開でARPA向上が期待される。

IoTプラットフォーム&アライアンス(KDDI・積水樹脂等)

  • FASTIOを基盤としたKDDI IoTクラウドStandardや積水樹脂とのICOT‑LINKなど、パートナー経由のスケール拡大が可能。
  • プラットフォーム+自社デバイスで「つなぐ力」を持ち、顧客毎のカスタマイズ需要に対応できる点が競争優位。
  • 国内IoT市場は2023→2028でCAGR約8.0%想定。プラットフォーム収入のストック化が着実な収益源になる。

フィジカルAI・M&Aによる新規柱創出

  • 2026/3に藤山水産加工を連結化(負ののれん発生益87百万円計上)し、水産加工をフィジカルAIの実証拠点化。画像解析・ロボティクスで新市場(スマート漁業・食品)へ展開。
  • 気象予報事業(ライフビジネスウェザー事業譲受)で「KIYOMASA PRO」を保有し、建設DXとの連携で付加価値サービスを創出。
  • フィジカルAI・エッジAIは成長領域(グローバル物理AIや人型ロボ市場が高CAGR)であり、高付加価値化が期待できる。

3. 今後3年の業績成長イメージ

会社想定(FY27)では売上2,816百万円(+27%)、営業利益75百万円で黒字化。FY28–FY29は建設DXの継続拡大とプラットフォーム・契約収入のストック化、藤山水産加工の通年寄与により年間売上成長率は概ね+8〜15%レンジ、営業利益率は段階的に改善し中期で営業黒字幅拡大(営業利益率数%台→中盤)を見込む。AI・IoT市場(CAGR8〜25%領域)を取り込みつつ、粗利率向上と外注管理で収益性改善が鍵。

4. 課題・リスク

  • 実行リスク:大型案件やEPCの期ズレ・納期遅延(FY26で実際に計画差⽣)が短期業績に直結。
  • 新規事業リスク:藤山水産加工・気象事業の統合・収益化に時間を要する可能性(PMI費用、既存株式の減損等)。
  • キャッシュ/収益構造:過去の営業CFマイナスや季節変動、受注集中・顧客依存が残る点。主要顧客比率と技術者固定費の影響で受注減少時に収益が圧迫されうる。
  • 競争・供給面:IoTデバイス・エッジAI市場の競争激化、部材や外注費の高騰、GenVital等の供給制約が成長鈍化要因。

5. 総括

短期はFY27のV字回復計画が材料だが、成否は大型案件回復・新規子会社の収益化・パートナー協業の実行力に依存。市場トレンド(IoT C AGR 8%、AIシステム高成長)に合致するポートフォリオを持つ一方、案件実行と統合運営の精度が投資判断の鍵となる。

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