東証スタンダード市場

テモナ(3985)

概況

最終更新日:2026/08/10 16:27
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

第3四半期累計は売上微減(▲3%)、営業・親会社株主帰属純損失を計上。たまごリピートの不正アクセスが業績に影響、フィンテックは拡大。

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主力事業

サブスク特化のECプラットフォーム提供が主軸。受託開発、エンジニアリング、人向けSESとフィンテックを展開。

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業績

売上はほぼ横ばいだが粗利率低下で営業赤字。エンジニア事業とフィンテックは増収増益で支えた。

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注目点

たまごリピートへの不正アクセスによるシステム障害対応費等の特損(約65.4百万円)と、BCモール参画やフィンテック投資拡大。

最新決算の要点

最終更新日:2026/08/10 16:27
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テモナ株式会社

2026年9月期 第3四半期決算


決算の重要ポイント

  • 売上高は前年同期比3.0%減の13.38億円。サブスク系サービスのアカウント減少と「たまごリピート」への不正アクセスの影響でリカーリング収益が低下。
  • 営業損失(営業利益)0.30億円の赤字(前年同期は営業利益1.32億円)へ転落。売上原価の増加(BCモール参加やフィンテック取扱増による商品仕入原価・減価償却増)が主因。
  • 特別損失としてシステム障害対応費用65,452千円を計上し、親会社株主に帰属する四半期純損失は0.40億円(前年同期は+0.87億円)。一方でフィンテック事業は拡大しセグメント利益化に成功。

決算数値概要

  • 売上高: 13.38億円 (前年比 -3.0%)
  • 営業利益(経常利益): △0.30億円 (前年比 -122.3%)
  • 純利益: △0.40億円 (前年比 -146.3%)

前回決算からの主なUPDATE

  • 「たまごリピート」への不正アクセス対応関連費用を追加計上(第3四半期累計で特別損失65,452千円)。外部調査と復旧対応が完了しサービスは復旧済み。
  • フィンテック事業の拡大に伴い賃貸資産を積極取得(固定資産が増加)、フィンテック売上・利益が大幅増加。
  • EC支援事業の受託開発収益やリカーリング収益が継続的に減少し、総アカウント数は前年同期比で減少(Q3累計で586件)。

好材料(ポジティブ要因)

  • フィンテック事業が拡大:取扱高増加により売上・セグメント利益が改善(Q3累計でフィンテック売上増、セグメント利益化)。
  • BCモール参画などで「その他収益」が増加(リアル店舗向けサービスの取引拡大)。中期的な収益の多様化に寄与。
  • エンジニアリング事業は受託・SESともに堅調に推移し増収(提供先増により売上増と利益確保)。

悪材料(ネガティブ要因)

  • たまごリピートへの不正アクセスによるシステム障害でリカーリング収益が減少、対応費用で特別損失計上。ブランド信頼や顧客離脱リスクが残存。
  • 売上原価の増加(商品仕入原価・減価償却費の増加)により粗利率が低下し、営業損益に大きな悪影響。
  • アカウント数・リカーリング収益の継続的な減少(EC支援事業)により、既存事業の収益基盤が弱含み。
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長期成長期待

最終更新日:2026/08/10 16:27
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1. 成長期待のポイント

フィンテック事業の急拡大とリアル店舗連携(BCモール)による取引量増、エンジニアリング事業の堅調さで、短中期は売上成長期待。ただし不正アクセスの影響・費用負担で利益変動は大きい。

2. 成長ドライバー別の分析

フィンテック事業(サブスククレジット等)の拡大

  • 2025〜26期にかけて取扱高が急増(前年実績から大幅増)し、Q3累計でフィンテック収入が急伸。高マージン化の余地あり。
  • 設備賃貸資産購入など取扱拡大に合わせた投資を実施しており、スケールメリットで収益性向上が期待される。
  • クロスセル(既存EC顧客への金融提供)で顧客単価向上が見込め、短期での業績寄与度は大きい。

リアル店舗向けマーケット参画(BCモール)とGMV拡大

  • 「サブスクアット」経由のBCモール商流参画で取引量が増加し、その他収益(取引関連収入)が急増している。
  • 実店舗チャネル拡大により決済手数料・その他収益の新たな成長源を確保。GMV回復が売上成長の鍵。
  • ただし流通総額(GMV)は不正アクセスの影響で短期的に減少しており、回復の速度が業績に直結。

エンジニアリング事業とプロダクト改善

  • サックルによるシステムエンジニアリングの受注増で売上・利益に安定貢献。受託案件とSESの両輪で収益源が多様化。
  • 「たまごリピート」「サブスクストア」などプロダクト改良・保守で既存顧客の離脱抑制とアップセルが期待できる。
  • セキュリティ強化へエンジニアリソース投入により信頼回復が進めば、リカーリング収益の回復が見込まれる。

3. 今後3年の業績成長イメージ

FY25実績売上1,832百万円に対しFY26会社予想は2,025百万円(+10.5%)。短期はフィンテックとBCモールが牽引し初年度は二桁増が見込めるが、不正アクセス対応費用や設備投資で営業利益は圧迫。中期(2〜3年目)は(1)フィンテックのスケールメリット、(2)ECリカーリングの回復、(3)コスト効率化で営業利益率の回復・改善が期待され、売上CAGRのベースケースは約8〜12%/年、楽観ケースは15%前後、慎重ケースは0〜5%程度。

4. 課題・リスク

  • セキュリティ/信頼回復:たまごリピートへの不正アクセスで顧客離脱が発生。回復遅延はリカーリング収益の長期減少を招く。
  • 収益性の変動:フィンテック向け資産購入や減価償却、金利負担増で短期的にROE・営業利益率が悪化するリスク。
  • アカウント数・GMVの回復速度:アカウント数は減少トレンド。回復しなければ決済連動収益(GMV連動)が戻らず成長鈍化。
  • 規制・与信リスク:フィンテック拡大に伴う与信管理や規制対応コスト、信用リスクの顕在化リスク。

5. 総括

フィンテック事業の急成長とリアル店舗連携が売上成長を牽引する一方、セキュリティ対応費用や投資負担で利益は不安定。短期は成長期待大、投資家はGMV・アカウント回復とフィンテックの収益安定化を注視すべき。

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