東証プライム市場

朝日ネット(3834)

概況

最終更新日:2026/08/06 16:26
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

2026年3月期は増収ながら先行投資で営業益減。FTTHとv6が伸長し、1Qは売上微増だが利益は大幅減。

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主力事業

ISP「ASAHIネット」を中核にVNE「v6コネクト」、教育支援manabaの三本柱でサービス提供。

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業績

FTTH契約増とv6で増収基調だが、減価償却・販促費増で営業利益率は低下している。

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注目点

FTTH契約増とv6トラフィック拡大、基幹システム投資の償却増が今後注目点。

最新決算の要点

最終更新日:2026/08/06 16:26
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株式会社朝日ネット

2027年3月期 第1四半期決算


決算の重要ポイント

  • 売上は前年同期比で小幅増(3,402百万円、+1.3%)と堅調に推移し、FTTH契約数増と「v6 コネクト」取扱トラフィック増が寄与(決算短信・資料 p4)。
  • 営業利益は284百万円で前年同期比▲43.6%と大幅減益。売上原価(回線仕入等)と減価償却費の増加、会員獲得強化に伴う販管費増が主因(決算短信 p6)。
  • 教育支援サービス「manaba」は契約ID数・全学導入校数が減少し売上減少(143百万円、▲9.3%)。一方でFTTHの料金改定(2027年2月実施予定)など収益性改善に向けた施策を公表(決算短信 p4–5)。

決算数値概要

  • 売上高: 34.02億円 (前年比 +1.3%)
  • 営業利益: 2.84億円 (前年比 △43.6%)
  • 純利益: 2.03億円 (前年比 △43.8%)

前回決算からの主なUPDATE

  • 売上は増加するも、先行投資やシステム更改による減価償却費増およびプロモーション強化で営業利益が大幅に悪化(前年通期比の流れから第1Qでも顕在化)(決算短信 p6)。
  • FTTH契約数が516千IDへ増加(前年同期比+16千ID)、モバイルも48千IDへ増加。VNE「v6 コネクト」は取扱量増で売上増(+41百万円)を確保(四半期短信 p4)。
  • FTTH一部コースの料金改定を決定(周知開始:2027年2月〜)、および「manaba」についても料金体系見直しを公告(次年度適用予定)(四半期短信 p4–5)。

好材料(ポジティブ要因)

  • FTTH契約数の増加と「マンション全戸加入プラン」等チャネル施策によりストック収益基盤が強化されつつある(契約数:516千ID、四半期短信 p4)。
  • VNE「v6 コネクト」は提携事業者数は横ばいながら1回線あたりトラフィック増で売上拡大。トラフィック基調は中長期で追い風(四半期短信 p3–4)。
  • RBB賞等での高評価と25Gbps対応などサービス品質強化により顧客維持・獲得の競争力が高い(資料・決算短信のサービス説明)。

悪材料(ネガティブ要因)

  • 売上増に対して売上原価(回線仕入等)および減価償却費が上振れし、営業利益率が大幅に悪化(営業利益率低下、四半期短信 p6)。
  • 会員獲得強化のための販管費(NTTチャネル・Web広告等)先行投資が継続し短期的な利益圧迫要因に。
  • 教育支援サービス「manaba」の契約ID・全学導入校数の減少が継続しており、関連売上・成長の不確実性を残す(四半期短信 p5)。
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長期成長期待

最終更新日:2026/08/06 16:26
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1. 成長期待のポイント

朝日ネットはFTTH契約増・料金改定とトラフィック増に伴うv6コネクト収入拡大を軸に、今後3年は売上年率約3~5%成長、営業利益は投資ピーク後の回復で緩やか改善が期待される。

2. 成長ドライバー別の分析

FTTH(光接続)契約拡大と料金改定

  • FTTH契約は増加基調(直近で数万IDの増加)で、マンション全戸加入等チャネル強化が寄与。
  • 2027年2月実施の一部料金改定でARPU改善の余地があり、ストック収益の底上げが期待される。
  • 大容量・25Gbps等の超高速ラインナップ拡充で高付加価値顧客の獲得を目指す。

VNE「v6コネクト」のトラフィック拡大

  • トラフィック増(回線当たりダウンロード増、約13%増のデータ指標あり)が従量課金収入を押し上げる。
  • v6の売上は前年二桁伸長(約+11.8%)と高成長を継続。
  • ネットワーク効率化と提携拡大でコスト抑制しつつ取扱量増加を取り込む余地がある。

教育支援「manaba」の付加価値化

  • 大規模開発で機能強化を推進し、教育の質保証(IR・学習分析)分野で高単価案件を狙う方針。
  • 契約IDは横ばい〜微減だが、ターゲット絞り込みで価値重視層への販売により単価向上を目指す。
  • 価格体系改定(次年度適用)により収益性改善を図る一方、導入・維持での競争は継続。

3. 今後3年の業績成長イメージ

会社計画は2027年度売上14,000百万円(前年比+3.6%)、営業利益1,800百万円。設備投資(約2,500百万円)と先行販促で短期は利益圧迫するが、FTTH拡大と料金改定、v6の従量収入拡大で2年目以降は営業利益率が回復し、3年累計で売上CAGR約3–5%、営業利益は設備償却ピーク後に段階的に改善する想定。

4. 課題・リスク

  • 減価償却費・基幹システム投資による利益率低下が継続する可能性。
  • 競合の価格競争やFTTH普及競争で獲得コスト増、退会率上振れリスク。
  • v6収入はトラフィック依存のため大規模コンテンツ波動(スポーツ配信等)で変動しやすい点。
  • manabaは顧客維持・教育市場の価格競争により収益化が遅れる恐れ。

5. 総括

安定ストックのFTTH増とトラフィック連動のv6が中核ドライバー。短期は投資負担で利益鈍化だが、料金改定とトラフィック拡大が期待通り進めば今後3年で緩やかな増収・利益回復シナリオが現実的。

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