東証スタンダード市場

エコミック(3802)

概況

最終更新日:2026/08/06 11:55
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

2027年3月期1Qは売上微減の一方、営業・純損失が拡大。2026年度は増収増益で安定。中期で成長目標を掲げる。

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主力事業

BPOノウハウと自社HRテックを融合したBPaaSが中核。給与・年末調整等のストック型サービスを国内外拠点で提供。

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業績

2026年度は売上2,345.9百万円、当期利益109.3百万円と改善。直近2027年Q1は売上359.1百万円で営業・当期損失。

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注目点

自己株買戻し(1,263,000株・543百万円)実施と、2031年に連結売上70億円を目指す中期計画を策定。

最新決算の要点

最終更新日:2026/08/06 11:55
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株式会社エコミック

2027年3月期 第1四半期決算


決算の重要ポイント

  • 売上高は359,111千円(3.59億円)、前年同期比△0.8%とほぼ横ばい
  • 営業損失発生:営業損失89,407千円(△0.89億円)。賞与引当金計上などで販管費が増加し前年より損失拡大
  • キャッシュ(現金預金)が前期末比で約217,253千円減少し、流動資産・総資産が減少。通期予想は据え置き

決算数値概要

  • 売上高: 3.59億円 (前年比 △0.8%)
  • 営業利益: △0.89億円 (前年比 △36.5%)
  • 純利益: △0.69億円 (前年比 △31.0%)

前回決算からの主なUPDATE

  • 第1四半期で賞与引当金(20,401千円)を計上し、販管費増で四半期損失が拡大した点を特記事項に追加
  • 毎月の給与計算における処理人数が減少し、処理件数ベースでは前年同期比でマイナスに転じた(売上減の一因)
  • 通期の業績予想(2027年3月期 通期予想:売上24.00億円、営業利益1.8億円等)は今回開示分で修正なし

好材料(ポジティブ要因)

  • 既存顧客との価格見直しにより平均処理単価が向上しており、収益性改善余地がある点
  • BPaaSのストック性(継続契約中心)と自社HRテックを組み合わせた差別化モデルで解約率低く安定収益の基盤あり
  • 財務基盤は堅固(自己資本比率は89.7%)で、中期経営計画(2031年に連結売上70億円等)という成長ロードマップを公表済み

悪材料(ネガティブ要因)

  • 月次の処理人数減少が売上に直結しており、ボリューム依存のビジネスモデルの脆弱性が露呈
  • 第1四半期での賞与引当金計上などコスト増により下期偏重のビジネスモデルでも期初段階で赤字が拡大
  • 現金及び預金が約217百万円減少(期末現預金848,252千円)しており、短期的な資金動向に注意が必要
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長期成長期待

最終更新日:2026/08/06 11:55
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1. 成長期待のポイント

エコミックはBPaaS(BPO+SaaS/AI)でストック収益基盤を持ち、2031年に連結売上70億円(年率目標25%)を掲げる。国内BPO市場CAGRは約2.9%だが、同社はM&A・海外拠点・技術融合でこれを大きく上回る成長(中期で年20–25%想定)を目指す。

2. 成長ドライバー別の分析

BPaaS(BPO+HRテック)による既存事業の深化

  • 長年の給与・年末調整BPOのノウハウを基に、クラウドサービス(HRテック)と組み合わせた付加価値提供が強み。
  • ストック型契約が多く解約率低く、安定収益化とLTV向上が見込みやすい。
  • 業務高度化・コンサル領域への横展開で単価・粗利率の改善余地あり。

テクノロジーとRPA/AIの組合せ(商品力強化)

  • 自社システムとRPA/AIを組合せ「ラストワンマイル」を埋める提案力が差別化要因。
  • システム開発力によりカスタマイズ提供が可能で、SaaS単体より高いスイッチングコストを想定。
  • 技術導入で人手依存度を下げ、繁閑対応コストを抑制して利益改善へ寄与。

M&A・チャネル拡大・海外拠点による急拡大

  • 中期計画で戦略的M&Aを明記。買収による非連続成長で顧客基盤・サービス領域を短期拡大。
  • 中国(青島・上海)拠点と国内データセンターでBCP・コスト競争力を確保。
  • チャネル・インサイドセールス強化により新規受注加速が期待される。

3. 今後3年の業績成長イメージ

短期(2027年度)会社公表の保守的予想は売上約24億円(2026比ほぼ横ばい)。一方で中期目標(2031年70億円、年率25%)を実現する道筋が取れれば、次の3年間で年率約20–25%の成長シナリオが成立する。具体例:2026年約23.4億→(+25%年)2027約29.3億→2028約36.6億→2029約45.8億円。現実的にはM&A実行、AI/SaaS連携、営業チャネル拡大の進捗で「控えめ(CAGR数%〜10%)〜積極(CAGR20〜25%)」の幅がある。

4. 課題・リスク

  • 競争激化と価格競争:BPaaS領域はSaaS企業や大手BPOとの競合で単価圧力が生じ得る。
  • 人件費とオペレーション依存:労働集約性が残り、人材確保・教育コストが利益を圧迫。
  • M&A実行リスク:買収の価格・統合失敗は期待成長を毀損。資金面では自己株取得等で現金余力を圧迫した点にも留意。
  • 季節偏重・クライアント集中:年末調整等季節需給や重要顧客依存が業績変動を大きくする可能性。
  • マクロ・法制度リスク:雇用・税制改正や景気後退でアウトソーシング需要が鈍るリスク。

5. 総括

市場CAGRは約2.9%と緩やかだが、エコミックはBPaaS・技術融合・M&Aでこれを上回る成長を目指す。短期は慎重だが、中期目標の実行(M&A・SaaS連携・海外拡大)が進めば次の3年で年率20%超の高成長が見込める一方、実行力と人材・資金面の制約が達成の鍵。投資判断は成長シナリオの実行性(M&A、SaaS採用状況、営業KPI)を注視すること。

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