東証スタンダード市場

IGポート(3791)

概況

最終更新日:2026/10/15 16:19
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

26年度は減収減益だが、27年度第1四半期は増収増益に転換。配信・劇場案件中心に回復基調。

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主力事業

映像制作を中核に出版・版権・商品販売でIP展開。製作委員会出資や配信向け制作で収益化を図る構造。

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業績

Q1は売上33.06億円、営業利益3.42億円と改善。人件費や外注費高騰で受注損失引当計上があり、通期は減益見通し。

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注目点

サンリオとの資本提携で自己株処分、配当はFY2027予想13円へ。制作費高騰と受注損失引当が留意点。

最新決算の要点

最終更新日:2026/10/15 16:19
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株式会社IGポート

2027年5月期 第1四半期決算


決算の重要ポイント

  • 売上高は前年同期比+7.9%増で3,306,022千円(約33.06億円)と増収
  • 営業利益は342,046千円(約3.42億円)で前年同期比+74.1%と大幅改善(映像制作事業の黒字転換が寄与)
  • 親会社株主に帰属する四半期純利益は290,620千円(約2.91億円、前年同期比+45.8%)と増益

決算数値概要

  • 売上高: 33.06億円 (前年比 +7.9%)
  • 営業利益: 3.42億円 (前年比 +74.1%)
  • 純利益: 2.91億円 (前年比 +45.8%)

前回決算からの主なUPDATE

  • 連結範囲の変更:新規1社を連結(恒星の向こう側 製作委員会を追加)
  • 通期業績予想の修正なし(公表済の2027年5月期予想は据え置き)
  • セグメント動向変化:映像制作事業が黒字転換(納品の進捗で売上増)、一方で版権事業は減収・利益大幅減、商品販売は売上増だが先行費用で損失拡大

好材料(ポジティブ要因)

  • 主力の映像制作事業の回復:主要作品(例:THE ONE PIECE 等)の納品・放映が進み、制作収益が回復して営業黒字化
  • 増加する現金・投資有価証券:現金及び預金・投資有価証券が増加し、流動性・財務余力が改善(資産合計は前期末から増加)
  • 既存ヒットシリーズの継続的収益ポテンシャル:版権タイトル群(進撃の巨人、ハイキュー!! 等)が中長期の収益基盤を下支え

悪材料(ネガティブ要因)

  • 版権事業の短期弱含み:売上高・営業利益とも前年同期比で大幅減(売上▲22.7%、営業利益▲72.1%)で収益の波が大きい
  • 商品販売事業は売上増も先行投資で営業損失拡大(販路拡大やポップアップ等の費用先行)
  • 制作コスト上昇と受注案件の長期化:人件費・外注費高騰により受注損失引当金を計上、マージン圧迫リスクが継続
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長期成長期待

最終更新日:2026/10/15 16:19
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1. 成長期待のポイント

IGポートは主要シリーズIPの継続供給と版権・商品販売の拡大で売上は中期で堅調成長を見込む(会社計画:売上14,064→18,566百万円、約9.9%CAGR)。ただし収益性は年度ごとの制作配分で変動しやすい。

2. 成長ドライバー別の分析

大형シリーズの継続制作と配信/劇場展開

  • 「ハイキュー!!」「進撃の巨人」「SPY×FAMILY」「THE ONE PIECE」「LONA」等、継続的に大規模案件の制作・納品が進行。
  • テレビ・配信・劇場のクロスメディア展開で制作受注と納品のタイミングが売上化を押し上げる。
  • 製作委員会出資/持分案件や海外配信先との直取引が増えれば、中長期で安定した収益源に。

版権(ライセンス)収入と海外市場の追い風

  • アニメ産業市場は既に兆円規模(2024年は約3.84兆円、4兆円に迫る規模)で海外需要が拡大中。国際配信・二次利用が収益拡大を牽引。
  • 版権事業は作品毎の二次利用収益分配が利益率高く、作品ヒット時のレバレッジ効果が大きい。
  • 電子コミックの拡大(電子比率が高い市場構造)により原作収益やデジタル連動での収益化余地あり。

商品販売・店舗展開と直接販売チャネル強化

  • ポップアップ、テーマカフェ、自社ストア(I.G & WIT Anime Studio Store)や卸売りで物販収益を拡大。
  • 店舗開設許諾金や卸売の拡大は短期でのキャッシュ創出に寄与し、IPマネタイズの多角化を促進。
  • 中期経営計画(ローリング)で「シリーズを中核に全世界マーケットにダイレクトアプローチ」方針を明示、商品化・直販強化が想定。

3. 今後3年の業績成長イメージ

会社の連結目標は(百万円)売上:2026実績14,064 → 2027予想14,578 → 2028計画16,241 → 2029計画18,566。2026→2029は約+9.9%年率(CAGR)。短期(2027)は売上は堅調でも制作コストや配分で営業利益が圧迫される見込みだが、2028で利益率改善・経常利益回復を計画しており、中期で売上拡大と黒字基盤回復を目指すシナリオ。

4. 課題・リスク

  • 制作費・外注費、人件費の高騰と制作期間長期化により受注損失引当金や利益変動が発生しやすい。
  • 版権収入はヒット依存度が高く季節変動や作品ポートフォリオの偏りが業績変動を拡大する。
  • 商品販売・店舗は在庫・販促投下や海外展開の実行リスク、為替変動や海外顧客依存のリスクがある。
  • 出版分野では紙市場の縮小や電子市場の成長鈍化リスク、またキャッシュ回収・前受金管理が重要。

5. 総括

IGポートは強力なシリーズIP群と版権・物販の組合せで中期的に売上成長(目標で約10%年率)を描くが、利益は制作投下のタイミングで大きく変動する。パイプラインの質とコスト管理、版権収入の安定化が投資判断の鍵。

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