東証グロース市場

CRI・ミドルウェア(3698)

概況

最終更新日:2026/08/06 16:37
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

2026年9月期3Qは売上高が前年同期比で増加(+4.3%)。しかし海外投資・R&D増や組込み特需剥落で営業・純利益は減少し、通期予想は据え置き。

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主力事業

ゲーム由来の音声・映像ミドルウェアを中核に、モビリティ向け製品や音響制作を組み合わせ許諾収益を拡大。

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業績

3Q累計は売上2,724百万円(+4.3%)、営業394百万円(△15.6%)、純利益293百万円(△10.4%)。通期予想は据え置き。

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注目点

中期目標は2030年売上100億円。モビリティ拡大、TeleXus商用化、M&Aによる技術補完と配当性向30%維持が鍵。

最新決算の要点

最終更新日:2026/08/06 16:37
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株式会社CRI・ミドルウェア

2026年9月期 第3四半期決算


決算の重要ポイント

  • 売上高は前年同期比+4.3%の増収(累計で27.25億円)と堅調に推移。
  • 営業利益は投資・コスト増加で前年同期比△15.6%と減益(3.95億円)。TeleXusなどの研究開発や海外展開の先行投資が影響。
  • モビリティ(Glassco等)と国内ゲーム(CRIWAREの一括許諾、音響制作)の採用拡大が収益を下支え。ただしクラウドソリューション分野は開発遅延で減収。

決算数値概要

  • 売上高: 27.25億円 (前年比 +4.3%)
  • 営業利益: 3.95億円 (前年比 △15.6%)
  • 純利益: 2.94億円 (前年比 △10.4%)

前回決算からの主なUPDATE

  • 1,000百万円の転換社債償還等により流動負債が減少、同時に現預金も減少(期末現預金は約31.32億円、前年期末比で約11.11億円減少)。
  • 中間(第2四半期)発表と同様に通期業績予想(売上3,910百万円、営業利益600百万円)は変更なし。配当方針の変更により中間配当を実施(中間13円)。
  • 研究開発・海外展開の先行投資を継続(通期R&D予算増、TeleXus開発継続)し、短期的に利益率を圧迫。

好材料(ポジティブ要因)

  • モビリティ分野(Glassco、ADXAT等)の採用車種・採用台数拡大でエンタープライズ事業が牽引(モビリティ増収幅が大きい)。
  • ゲーム事業では国内の一括許諾契約獲得や音響制作(ツーファイブ)の中国向け大型案件が好調で、許諾収入・受託収入ともに底堅い。
  • 財務基盤は強く、自己資本比率は高水準(第3Qで約86.7%) — 中長期の成長投資余地と株主還元余力を確保。

悪材料(ネガティブ要因)

  • 海外展開強化やTeleXus等のR&D先行投資で販管費が増加し、営業利益が前年割れ。短期の収益性低下が続く可能性。
  • 現金・預金が前期末から大幅に減少(CB償還・配当等の影響)、短期的な流動性・運転資金の余裕が圧迫される局面あり。
  • クラウドソリューション分野での新製品開発遅延・受託案件獲得不足が収益の下押し要因となっている。
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長期成長期待

最終更新日:2026/08/06 16:37
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1. 成長期待のポイント

CRI・ミドルウェアは「モビリティ(ADXAT/Glassco/SOLIDAS)」「ゲーム(CRIWARE拡大)」「オンラインコミュニケーション(TeleXus)」の3本柱で成長を目指し、2030年目標は売上100億円(中計CAGR約23.8%)。直近FY26は売上3,910百万円(+13.4%計画)と当面は増収基調。

2. 成長ドライバー別の分析

モビリティ事業(車載音声・メーターグラフィック)

  • ADXATやSOLIDASで車載サウンド需要を取り込み、四輪・二輪の採用拡大を狙う(2030年目標:台数シェア拡大)。
  • Glasscoは二輪中心に採用実績を積み、インド展開やTier1連携で1000万台級の市場獲得を目指す。
  • 車載電装市場の拡大(参考:車載電装システム市場 2024→2035年で増加見込み)とSDV化が追い風で高いCAGR(事業計画上は年率約44%想定)。

オンラインコミュニケーション(TeleXus)

  • リアルタイム音声・空間音響・大人数同時会話など差別化機能でゲーム以外(イベント、教育、モビリティ)へ展開。
  • AI通訳などの新機能でグローバル需要に対応、非ゲーム向け売上を拡大(中計では非ゲーム向けTeleXusを7億円目標)。
  • サービス化・SaaS化で継続的な許諾・利用料収入(リカーリング)を想定。

ミドルウェア拡販と海外展開・R&D投資

  • 国内CRIWAREの一括許諾拡大と、中国・欧米での直販/代理店展開で海外売上拡大(海外MWは2030年に2→10億で高CAGR)。
  • 新製品(LipSync/Clovis等)投入とR&D強化(FY26 R&D投資約2.5億円)で製品ラインを拡充。
  • M&Aやアライアンス(中計で2030年までにM&A投資想定)により技術・販路を補完。

3. 今後3年の業績成長イメージ

FY26は会社計画で売上+13.4%(3,448→3,910百万円)。今後3年はモビリティの採用拡大とTeleXus/海外ミドルウェアの成長が鍵となり、順調に進めば年率15〜25%台の成長トレンドへ加速するシナリオが実現可能。ただし初期はR&D投資や海外立上げ費用で利益率は一時的に圧迫される想定。

4. 課題・リスク

  • TeleXusやクラウド新製品の市場投入遅延や仕様変更で成長が後ろ倒しになるリスク。
  • 海外(中国・欧米・インド)での規制、政治リスク、現地競合の存在が拡大の阻害要因。
  • モビリティは安全性関連の不具合リスクが大きく、品質問題は採用停止・損害に直結。
  • M&A・海外投資や研究開発投資に伴う資金負担とROI不確実性。

5. 総括

高い技術力と許諾型ビジネスを核に、モビリティとTeleXus、海外ミドルウェアで急成長を目指す好ポテンシャル。ただし実行力(製品投入・海外展開・品質管理)と投資回収の両立が短期成長の分岐点となる。

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