東証プライム市場

セレス(3696)

概況

最終更新日:2026/08/13 12:24
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

2026年上期はモッピー中心に売上・営業益拡大。D2Cの不振と暗号資産評価損で親会社株主帰属利益は減少、BB売却で特別益見込み。

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主力事業

ポイント媒体を軸にAD.TRACK等で送客。D2C、暗号資産関連、AIファクタリングを組み合わせた垂直統合。

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業績

売上18,764百円(+18.4%)、営業2,302百円(+57.5%)、EBITDA2,691百円(-24.4%)、当期純利1,115百円(-28.1%)。

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注目点

ビットバンク株式売却(譲渡価額約86億、税後約74億想定)を織込み、増配・自己株取得で株主還元強化予定。

最新決算の要点

最終更新日:2026/08/13 12:24
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株式会社セレス

2026年12月期 第2四半期決算


決算の重要ポイント

  • 売上高は187.64億円(前年同期比+18.4%)と増収、主にポイント事業(モッピー+Point Income)が牽引
  • 営業利益は23.02億円(前年同期比+57.5%)と大幅増益、一方でEBITDAは26.91億円(▲24.4%)と減少(会計上の特殊要因等の影響)
  • 親会社株主に帰属する中間純利益は11.16億円(前年同期比△28.1%)と減益。暗号資産評価損や持分法投資損失の影響が継続

決算数値概要

  • 売上高: 187.64億円 (前年比 +18.4%)
  • 営業利益: 23.02億円 (前年比 +57.5%)
  • 純利益: 11.16億円 (前年比 △28.1%)

前回決算からの主なUPDATE

  • 株式取得により株式会社SQUIZを連結子会社化(取得日:2026/4/1)。のれん・無形資産が増加(第2四半期末でのれん増加約29.98億円※セグメント注記上の暫定値)
  • ビットバンク株式の売却を予定(2026年10月予定、譲渡価額約86億円想定)し、連結で約55億円の特別利益計上を見込む旨を公表(売却後、資金の一部を株主還元・成長投資へ充当予定)
  • 配当方針と自己株式取得:通期普通配当予想を60円→90円に上方修正、上期に自己株式取得約5億円を実行、ビットバンク売却後に最大25億円の追加取得を予定

好材料(ポジティブ要因)

  • モバイル(ポイント)事業が堅調:モッピー会員数約696万人(前年同期比+15.2%)、ポイント関連の粗利拡大で高い収益貢献
  • AD.TRACK連携やPoint IncomeのPMI効果で利益率改善、ポイント事業の収益性が向上している点
  • ラボル(オンラインファクタリング)の急成長によりフィナンシャル事業の収益基盤が強化(売上高前年比大幅増)

悪材料(ネガティブ要因)

  • D2C事業の主力商品(Pitsole等)が苦戦し、在庫評価損や減収でセグメントで減益・のれん償却等の費用計上あり
  • ブロックチェーン関連(マーキュリー、持分法適用のビットバンク)で暗号資産価格下落による評価損・持分法投資損失が継続的に業績を圧迫
  • のれん・無形資産の増加と短期借入の増加(SQUIZ取得等による借入)、さらに7/1実行の2,000百万円借入には財務条項(純資産維持等)があり、財務リスクと条項順守の注視が必要
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長期成長期待

最終更新日:2026/08/13 12:24
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1. 成長期待のポイント

セレスは「モッピー」中心のポイント事業とAD.TRACKの拡大で短期収益を牽引し、D2Cの立て直し+フィナンシャル(labolの成長・MQ/BBの回復)で今後3年は売上+10〜15%前後、EBITDA拡大が期待される。

2. 成長ドライバー別の分析

モバイル/ポイント事業(モッピー+Point Income+AD.TRACK)

  • モッピー会員増加と金融系広告需要で上期のポイント売上が大幅増(会員数は約696万人、アプリ累計多数)。
  • AD.TRACK取扱高拡大によりマージン改善(自社メディア連携で広告単価・取扱高上昇)。
  • Point IncomeのPMIで規模と交渉力が向上し、送客力を新サービス展開に活用可能。

フィナンシャルサービス(labol・マーキュリー・ビットバンク)

  • labol(AIファクタリング)がGMV急拡大で黒字化に寄与、フリーランス市場の需要取り込みが継続。
  • マーキュリーはステーキング等の運用収益拡大でストック型収益を狙う(サービス多様化)。
  • ビットバンクは売却予定(大型のキャッシュ化)で資金・収益構造の最適化と株主還元余地を創出(ただし持分法影響は変動)。

D2CとM&AによるSKU/定期収益構築

  • D2Cは主力商品の苦戦で短期逆風(在庫評価損等)だが、商品開発・SKU拡充と販路拡大で回復余地あり。
  • SQUIZ(オンライン診療)を連結化し、AGA・低用量ピル等の定期収益で安定化を図る。
  • 垂直統合(メディア→広告→D2C)による顧客獲得コスト低減とLTV向上が中期の利益源。

3. 今後3年の業績成長イメージ

2026年通期は会社計画で売上約370億円、EBITDA約104億円(ビットバンク売却等の特別項目含む)。モッピー+AD.TRACKの高伸長を軸に、2026→2028は売上年率概ね10〜15%成長、EBITDAは利益率改善で更に上振れする想定。フィナンシャルのボラティリティとD2Cの立て直しが達成度を左右。

4. 課題・リスク

  • 暗号資産相場の変動:MQや持分法関係(ビットバンク)による損益変動が業績に影響。規制・相場悪化で損失計上リスクあり。
  • D2Cの製品不振・在庫評価損:主要SKU立て直しが遅れると利益回復が鈍化。
  • 財務制約と借入条項:大口借入(例:三菱UFJの2,000百万円)に財務条項あり、のれんや純資産の水準管理が必要。さらにビットバンク売却や自己株取得に伴う資金政策が不確実要因。

5. 総括

ポイント事業の強いトラクションとAD.TRACKの拡大が短期の収益基盤を支える一方、フィナンシャルの不確実性とD2Cの再建が成長の鍵。投資期間3年では売上+10〜15%/年、EBITDA率改善を期待するが、暗号相場とD2C立て直しの進捗に注意。

参考となる市場指標(要点)

  • インターネット広告市場:7.6%(CAGR, 近年)
  • アフィリエイト市場:約13.5%(CAGR, 7年)
  • ポイントサービス市場:約6.7%(CAGR, 7年)、ポイントサイト市場:約6.1%(CAGR, 7年)
  • ブロックチェーン関連市場:高成長(資料上の5年CAGR例は非常に高い値を示すが変動リスク大)
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