東証プライム市場

クロス・マーケティンググループ(3675)

概況

最終更新日:2026/08/10 16:27
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

26年6月期は売上332億で過去最高。M&Aでデジタルが急伸するも採算悪化により営業益は29%減。

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主力事業

デジタルマーケとリサーチ二本柱。インフル、SI・DX、パネル運営などを組み合わせたワンストップ提供。

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業績

売上は+15%だが営業利益は△29%、親会社株主純利益は△41%。デジタル好調、海外リサーチが課題。

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注目点

DIGITALIO・リサーチパネル等を連結化、30億円の借入実行、自己株取得と配当性向目安引上げを決定。

最新決算の要点

最終更新日:2026/08/10 16:27
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株式会社クロス・マーケティンググループ

2026年6月期 通期決算


決算の重要ポイント

  • 売上高が過去最高を更新し332.0億円(前期比+14.9%)と大幅増収
  • 営業利益は17.9億円(前期比△29.1%)と大幅減益、純利益は8.0億円(前期比△41.3%)に減少
  • DIGITALIO、リサーチパネル、スタートリング等の連結化とそれに伴う3,000百万円の借入で資産・負債が拡大(自己資本比率は31.3%に低下)

決算数値概要

  • 売上高: 332.0億円 (前年比 +14.9%)
  • 営業利益: 17.9億円 (前年比 △29.1%)
  • 純利益: 8.0億円 (前年比 △41.3%)

前回決算からの主なUPDATE

  • 2026年4月に株式会社DIGITALIO、株式会社リサーチパネルを含む複数社を取得・連結子会社化(のれん増加、連結範囲拡大)
  • 取得資金・運転資金確保のため2026年4月に長期借入金3,000百万円を実行し、負債が増加
  • 配当方針を見直し連結配当性向の目安を15%→20%へ引上げ、自己株式取得(上限300百万円・50万株)を決議

好材料(ポジティブ要因)

  • デジタルマーケティング事業が大幅拡大(セグメント売上166.7億円、前期比+33%)で全社の成長を牽引
  • DIGITALIOのポイント会員・プラットフォーム等の顧客基盤・データ資産を取り込み、クロスセルやデータドリブン施策での収益拡大余地あり
  • 2027年6月期は売上400億円・営業利益25億円の計画を提示、成長投資と株主還元の両面でコミット

悪材料(ネガティブ要因)

  • 収益性悪化:営業利益率低下(5.4%)と純利益の大幅減少は、海外の伸び悩みや販管費増、のれん償却等が影響
  • 財務リスクの上昇:大型借入や買収による負債増で自己資本比率が48.6%→31.3%へ低下し、財務柔軟性が相対的に低下
  • 海外事業の不振(英国、インド、インドネシア等)でリサーチ・インサイト事業の海外売上が減速し、収益の下振れリスクあり
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長期成長期待

最終更新日:2026/08/10 16:27
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1. 成長期待のポイント

デジタルマーケティングの既存高成長(26/6期: +33%で166.7億)、M&A(DIGITALIO・リサーチパネル・スタートリング)による規模拡大とシナジーで、1年目に大幅増、3年で年率10〜18%台の成長が期待される。

2. 成長ドライバー別の分析

デジタルマーケティング事業の急拡大

  • 26/6期の売上は166.7億で前期比+33%と全社牽引。インフルエンサー、IPプロモ、ポイント経済圏が寄与。
  • ソーシャル&デジタルプロモーションが特に強く、既存事業の成長に加えM&Aの売上寄与が大きい。
  • 比較的高マージン領域であり、規模拡大で営業利益率改善の余地がある。

M&Aとグループシナジー(データ×実行支援)

  • DIGITALIO(会員基盤・ポイント流通)、リサーチパネル(パネルネットワーク)、スタートリング(IP物販)を連結化しクロスセルが可能に。
  • ポイント送客やパネルデータを活用したワンストップ提案で受注単価・継続率向上が見込まれる。
  • 連結化に伴うのれん償却や統合コストはあるが、中期での収益性上振れ期待が大きい。

リサーチ・インサイト事業の底堅さとAI化

  • 26/6期売上165.3億(前期比+1%)で国内は堅調、海外は一部地域で苦戦しているが回復余地あり。
  • 自社のAI・セルフ型調査ツール(QiQUMO等)と分析ワークフローの提供で高付加価値化が進む。
  • パネル規模(数百万〜千万人規模のモニター活用)を背景にスピードとコスト競争力を発揮可能。

3. 今後3年の業績成長イメージ

会社予想で27/6期は売上400億(+20.5%)・営業25億(+39.7%)。以降はM&A効果の剥落とオーガニック成長を織り込み、仮定のケース(ベース):27年400億、28年460億(+15%)、29年529億(+15%)で3年CAGR約16.5%。営業利益は27年25億を起点にシナジーと高付加価値化で28年30億(+20%)、29年36億(+20%)へ拡大し、営業利益率は約5.4%→約6.8%台へ段階的に改善する想定。

4. 課題・リスク

  • M&Aによる財務負担と統合リスク:借入(3,000百万円等)増加とポイント預り金・契約負債の拡大はキャッシュフロー変動リスクを高める。
  • 海外事業の不確実性:米関税政策や新興国の政情が受注回復を阻む可能性。
  • 競争激化と技術適応:インフルエンサーマーケ・DX領域は競争激化で価格圧力、AIツールの実装・運用で差別化が不可欠。
  • 規制・顧客集中・ポイント会員関連の法的規制変化が事業モデルに影響し得る。

5. 総括

短期ではM&A効果とデジタル事業拡大で大幅増を見込み、中期(3年)ではオーガニック成長と統合効果で売上CAGRは概ね15〜17%程度、利益はそれ以上の伸びが期待される。ただし財務レバレッジと海外回復動向が実現性の鍵。

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