中間期は売上はやや減少したが営業利益は増加。海外事業が牽引し通期見通しは据え置き。
コンビニ事業が中核。国内セブンと米豪の7‑Elevenを軸にフレッシュMD、デジタル配送(7NOW)や店舗改革で差別化。
中間売上5.46兆円(△2.8%)、営業利益2,323億円(+11.5%)、中間純利益1244億円(+2.2%)。
大規模な自己株買い(ASR)と自己株消却、ヨーク・セブン銀行の非連結化、社債発行検討など資本政策が焦点。
海外(特に北米)の7‑Eleven事業拡大とデジタル/デリバリー(7NOW)拡大が直近の成長エンジン。国内は“Live‑Meal”強化で客単価を押し上げつつ、設備投資とバリューチェーン再構築で利益体質改善を目指す。短中期は海外の伸長が業績を左右する。
短期(1年)── FY2027は会社ガイダンスで通期営業収益約10.43兆円、EBITDA約9.28千億円を想定。上期実績は中間期で売上約5.46兆円・EBITDA約4,906億円(のれん償却前)と、海外主導で前期並み〜やや上回る着地が見込まれる。中期(3年)── 海外成長(北米・豪州)の継続と国内粗利改善が両立すれば、保守的には年平均0–3%程度の連結売上CAGR、EBITDAは効率化でやや高い成長(3–6%)を期待。強いケースでは海外拡大と高付加価値化で3年で売上・営業利益ともに中堅幅(3–6%/年)で成長可能。
海外(特に北米)の収益回復とデジタル展開が実現すれば、今後3年は“横ばい→上振れ”のシナリオが現実的。国内は粗利改善で守りを固めるため、投資家は海外の既存店売上・ガソリン市況・7NOW拡大のKPIと為替動向を注視すべき。保守的には年率0–3%成長、好調維持なら3–6%の成長幅を想定。
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