東証グロース市場

クリアル(2998)

概況

最終更新日:2026/08/14 17:39
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

1Qは大型案件取得に注力しCREALのGMV・粗利が前年割れ。PRO/PBは増益。下期偏重で通期予想は維持。

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主力事業

1万円から投資できる不動産クラウドファンディングを主軸に、PROの私募、PBの実物販売、ホテル運営やST・AI開発を推進。

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業績

1Q:売上総利益987百万円、営業損失206百万円、経常損失238百万円、GMV14.4億円。通期進捗は粗利11%程度。

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注目点

不特法3号4号でのオフバランス化、証券会社買収によるST参入準備、約72億円の大阪ホテル等大型案件が成長の鍵。

最新決算の要点

最終更新日:2026/08/14 17:39
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。

クリアル株式会社

2027年3月期 第1四半期決算


決算の重要ポイント

  • 売上総利益は前年同期比△26.0%の約9.9億円、営業損失(営業利益△2.06億円)で着地し四半期はスロースタート。
  • GMVは14.4億円にとどまり通期目標640億円に対する進捗は約2.3%と低調(大型案件組成が下期偏重のため)。
  • 不特法3号4号スキームの活用による収益構造の質的転換を進める一方、ホテル大型取得(大阪北船場等)や不動産ST準備など成長投資を継続。収益化は下期以降に期待。

決算数値概要

  • 売上高: 73.77億円 (前年比 △26.7%)
  • 売上総利益: 9.87億円 (前年比 △26.0%)
  • 営業利益: △2.06億円 (前年比 △176.1%)
  • 純利益: △1.79億円 (前年比 △196.2%)

前回決算からの主なUPDATE

  • 大型案件(特にホテル)の取得・組成に注力したため第1四半期はファンド組成・売却が少なくGMV・収益がスロースタート。
  • 7月に「ガーナーホテル大阪本町北船場」等 大阪3物件を取得・運営受託、同時に過去最大の72.13億円規模のファンドを組成(該当案件の収益は2Q計上予定)。
  • 不動産ST参入に向けて証券会社買収後の証券システム開発・一種金商の変更登録準備が進捗。海外提携(RealVantageとの基本合意、劣後出資スキーム検討)で資金調達スキーム多様化を推進。

好材料(ポジティブ要因)

  • 豊富な顧客基盤:累計投資家数約14.4万人と高い会員基盤、リピート投資率は概ね高水準(過去は85〜90%台)。
  • 大型案件・パイプラインの存在:大阪北船場など過去最大案件の組成に成功、開示されている取得パイプラインは合計で大きな規模を有し(公表の合計:約53,603百万円のパイプライン表記あり)将来のGMV上積み余地が大きい。
  • 収益構造と財務基盤の改善:不特法3号4号スキームによりフィー中心の収益化が進み、オン/オフバランス併存の下で自己資本比率が改善(直近で25%台へ上昇)。不動産ST参入で調達手段を拡充予定。

悪材料(ネガティブ要因)

  • 第1四半期は営業損失を計上:売上総利益・営業利益とも前年同期比で減少し短期的に収益性が悪化。
  • GMV進捗の遅れ:第1四半期のGMVは14.4億円に留まり通期目標(640億円)に対する進捗は低く、上期での回復が不可欠。
  • 先行投資負担・四半期ボラティリティ:不動産ST開発・証券システム、ホテル運営体制構築などの先行投資で販管費が増加、かつ物件取得・売却のタイミングにより四半期業績の振れが大きい。
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長期成長期待

最終更新日:2026/08/14 17:39
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1. 成長期待のポイント

不動産クラウドファンディングの大型化(不特法3号4号)、不動産ST参入、ホテル運営拡大とDX/AIによる効率化でGMVとフィー収益の拡大が期待される。FY27目標GMV640億→中期は数百億〜千億単位の急拡大を目指す。

2. 成長ドライバー別の分析

不特法3号4号スキームによるCREAL事業の大型化

  • SPC+ローン活用で1ファンド当たり規模が拡大し、FY26のファンド平均規模は約26.2億円に拡大。
  • 組成時の取得報酬・期中報酬(フィー)計上が可能になり、物件売却依存の変動収益から安定フィーベースへ構造転換。
  • 会社の中期目標ではGMVを数年で大幅に拡大(FY27 640億→FY28 1,400億→FY29 1,900億の目安)。

不動産ST参入と商品ラインナップ拡充(CREAL ST)

  • 証券業買収を経てST(金融商品取引法ベース)へ参入予定、セカンダリー市場を含む幅広い投資家層(機関/富裕層含む)を開拓。
  • STは長期・大規模案件に適し、税制上・流動性面での魅力から新たな資金流入が期待。
  • CREAL既存会員へのクロスセルにより顧客獲得コスト抑制とライフタイムバリュー向上が見込める。

ホテル運営・PRO(AM)とDX/AIによるシナジー

  • クリアルホテルズの運営室数は急拡大中(案件増で運営室数が数倍に増加)、自社運営がCREALのパイプライン供給と収益源に。
  • PROは大型AM受託・売却でトランザクション収益とストックのAMフィーを獲得。淀屋橋等の大型案件例あり。
  • AI活用(取得スクリーニング、レベニューマネジメント、広告クリエイティブ自動生成)で案件精査・運営収益性を高める。

3. 今後3年の業績成長イメージ

FY27は売上総利益:約88.9億円(会社予想8,890百万円)、GMV目標640億円へ加速。中期計画ではFY28以降に3号4号の本格運用とST寄与でGMVは1,400億→1,900億(中期目標へ向けた階段)。収益構造は物件売却のブレを軽減し、取得報酬・期中フィー・AMフィーといったストック/再現性の高い収益比率が上昇、営業レバレッジで利益成長が期待される。

4. 課題・リスク

  • マクロ(金利・不動産市況)変動で物件価値・売却タイミングが影響を受け、四半期ボラティリティが高い。
  • 不動産STの法規・システム開発・変更登録の遅れや想定通りの顧客獲得ができないリスク。
  • 大型案件への依存度が高い時期は組成スピードやクロージング遅延でGMV達成が不安定化。
  • ホテル開発の建築コスト上昇・資材遅延や運営の収益化が計画通りでない場合、当期の収益性に影響。

5. 総括

CREALはスキーム転換(3号4号)とST参入、ホテル・PROのパイプラインを通じて3年でGMVとストック収益を大幅拡大するポテンシャルを持つ。一方、実行力・規制対応と不動産市況が達成の鍵。投資家はGMV推移、フィー比率、STローンチ進捗、ホテルRevPAR・AUM増を注視すべきである。

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