東証スタンダード市場

やまみ(2820)

概況

最終更新日:2026/08/12 16:21
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

2026年6月期は売上23,238百万円(+10.3%)、営業利益2,649百万円(+53.3%)で増収増益。設備投資で成長を図る。

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主力事業

豆腐等の製造販売を主軸とする食品メーカー。北海道大豆100%や個食化商品、自動化投資を推進。

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業績

売上・営業・経常が大幅増益。原料・エネルギー高は課題も製造効率改善で利益率向上。投資に伴う資金支出増。

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注目点

富士山麓工場第2工場で生産能力増強。中期計画で市場シェア10%を目指す。前年の補助金特益は非継続。

最新決算の要点

最終更新日:2026/08/12 16:21
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株式会社やまみ

2026年6月期 通期決算


決算の重要ポイント

  • 売上高は前年比+10.3%で23,238百万円(232.38億円)と増収、製造現場改善で製造原価率が改善し収益性が向上(資料 p.1, p.4)。
  • 営業利益は+53.3%の2,649百万円(26.49億円)、経常利益は+54.7%の2,673百万円と大幅増益を確保(資料 p.1, p.6)。
  • 設備投資を積極化(有形固定資産取得支出約4,015百万円)し、富士山麓工場を中心とした関東展開・第2工場新設を中期計画で掲げる(資料 p.4、別紙中期計画 p.2)。

決算数値概要

  • 売上高: 232.38億円 (前年比 +10.3%)
  • 営業利益: 26.49億円 (前年比 +53.3%)
  • 純利益: 19.21億円 (前年比 +27.9%)

前回決算からの主なUPDATE

  • 通期実績は直近公表の通期予想(売上23,000百万円、営業利益2,500百万円)を上回って着地(実績:売上23,238百万円、営業利益2,649百万円)(四半期資料 p.1)。
  • 設備投資を大幅に拡大(当期の有形固定資産取得による支出約4,015百万円)、建設仮勘定が増加し固定資産が増加(貸借対照表 p.4,p.6)。
  • 1株当たり配当を増配(年84円→前期72円)、配当性向は約30.4%に(有価証券報告・決算短信 p.1,p.2)。

好材料(ポジティブ要因)

  • 製造現場の改善による製造原価率の低減で利益率が改善:営業利益率が8.2%→11.4%へ上昇(損益計算書 p.6)。
  • 強い営業キャッシュフロー(営業CF 4,007百万円)と高い自己資本比率(64.2%)で財務の健全性は維持(キャッシュ・フロー計算書 p.9、貸借対照表 p.4)。
  • 中期経営計画で関東市場拡大・富士山麓工場第2工場の増設を明示しており、成長投資の明確なロードマップがある(中期計画資料 p.1–2)。

悪材料(ネガティブ要因)

  • 大型投資に伴う投資キャッシュアウトが膨らみ、現金残高は期末で415百万円へ減少(期末現金 415百万円、投資CF △4,031百万円)(キャッシュ・フロー計算書 p.9)。
  • 原油高やナフサ不足による包装資材価格上昇、エネルギー・人件費高騰など外部コスト上昇の影響が継続(決算説明 p.4)。
  • 短期借入金が増加(期末短期借入金1,000百万円)しており、当面の資金繰りは投資計画との兼ね合いで注意が必要(貸借対照表 p.6)。
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長期成長期待

最終更新日:2026/08/12 16:23
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1. 成長期待のポイント

富士山麓工場第2工場の新設による生産能力増強、関東圏での販路拡大、自動化による高付加価値品シフトで売上は中期で堅調成長(2026→2029売上CAGR約9.5%)が期待される。

2. 成長ドライバー別の分析

生産能力増強(富士山麓工場第2工場)

  • 追加投資で設備・建設仮勘定が増加しており生産能力拡大を実現。
  • 生産能力増で関東中心の需要取り込みが可能となり量的成長を後押し。
  • 設備稼働でスケールメリットが働けば製造原価率の改善余地あり。

関東圏での販路拡大と市場シェア獲得

  • 国内最大市場である関東への進出を軸に販売拡大を明示。
  • 豆腐・関連製品市場規模想定6000億円に対し、同社は中長期でシェア10%を目標。
  • 関東基盤確立で取引先、物流効率、販売量の同時改善が期待。

自動化・高付加価値化と製造効率改善

  • 高度な製造技術を要する品目に対して自動化投資を推進、付加価値向上を図る方針。
  • 生産現場の改善でロス率低下、製造原価率改善の実績あり(利益率改善に寄与)。
  • 衛生管理・物流効率化により安定供給体制を強化し顧客満足度を高める。

3. 今後3年の業績成長イメージ

会社計画では2026売上2,323.8億→2027 2,650億→2028 2,850億→2029 3,050億。2026→2029の売上CAGRは約9.5%。営業利益は26.49億→44.20億に向上する想定で営業利益CAGRは約18.3%、当期純利益CAGRは約14.2%。大規模設備投資(計上済の有形固定資産・投資額)で供給力を高め、初年度に大きく伸び、その後は安定的な増収基調が見込まれる。

4.課題・リスク

(1)エネルギー高騰・包装資材価格上昇や人件費増が利益を圧迫する可能性。
(2)富士山麓工場の稼働遅延や立ち上げコスト超過は投資回収を遅らせるリスク。
(3)投資負担に伴う短期的なキャッシュ減少・借入増加(流動性リスク)。需要が伸び悩めば在庫や販管費が重荷に。

5.総括

設備投資と関東拡販を軸に短中期で二桁近い売上成長(年約9.5%想定)と利益率改善が期待される。一方でエネルギー・資材・人件費上昇や投資リスクの管理が達成の鍵となるため、稼働立ち上げ進捗とキャッシュフローを注視すべきである。

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