東証スタンダード市場

久世(2708)

概況

最終更新日:2026/08/14 17:03
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

2026年4-6月期は売上は横ばい(+0.8%)、だが営業益・純利益が約3割減。原料・物流費上昇が収益を圧迫。

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主力事業

外食・中食向けの食材卸売と業務用製造、首都圏物流網とPB・ECを強みとする。

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業績

売上は微増(+0.8%)だが営業利益は約36%減。仕入高と物流費の上昇が利益を圧迫。

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注目点

中計で29年に売上840億、EBITDA34億を掲げる。物流再整備とDX投資の成否が成長の鍵。

最新決算の要点

最終更新日:2026/08/14 17:03
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株式会社久世

2027年3月期 第1四半期決算


決算の重要ポイント

  • 売上高は前年同期比でほぼ横ばい(+0.8%)と堅調に推移した一方、営業利益は原材料・物流・人件費の上昇により大幅減益(△36.6%)となった
  • 食材製造事業は増収・増益(売上高+5.1%、セグメント利益+16.4%)と回復傾向、一方で生鮮中心の卸し部門で売上原価が上昇し利益を圧迫
  • 2026年6月に「中期経営計画第2フェーズ(2027–2029)」を発表し、関東集中・市場開拓・物流基盤強化等を掲げ成長戦略を明示(2029年目標:連結売上高840億円、連結EBITDA34億円)

決算数値概要

  • 売上高: 179.17億円 (前年比 +0.8%)
  • 営業利益: 3.10億円 (前年比 △36.6%)
  • 純利益: 2.44億円 (前年比 △33.3%)

前回決算からの主なUPDATE

  • 中期経営計画第2フェーズを策定・公表(2027–2029、2029年目標:売上840億円/EBITDA34億円)
  • 物流拠点の再整備・物流費増加が継続し、当第1四半期で収益性を圧迫(物流費・人件費増が主因)
  • 第1四半期の結果を踏まえ、通期業績予想は据え置き(現時点で修正なし。今後の情勢で適時開示)

好材料(ポジティブ要因)

  • 売上高は底堅く推移し、需要環境(大型連休やインバウンド回復)で外食・中食市場は堅調
  • 食材製造事業が増収増益を確保し、製造系の収益性改善が見られる(KISCO FOODSの改善)
  • 中期計画で物流・DX・人財強化など投資計画が明示され、長期成長に向けた施策が具体化

悪材料(ネガティブ要因)

  • 原材料(特に生鮮品)価格高騰と物流費、人件費の増加により営業利益が大幅に減少し、採算が圧迫されている
  • 一部グループ生鮮卸会社が相場変動を吸収できず売上原価が上昇している点で収益リスクが残る
  • 中東情勢等の外部リスクによるエネルギー・包装資材コスト上昇や供給制約が継続すると、追加的なコスト負担や供給不安が想定される
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長期成長期待

最終更新日:2026/08/14 17:03
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1. 成長期待のポイント

久世は中期経営計画(2027-2029)で連結売上840億円・連結EBITDA34億円を目標に掲げ、売上CAGR約4.5%、EBITDA CAGR約9.8%を目指す。物流再整備とEC/関東集中で安定成長を狙う。

2. 成長ドライバー別の分析

関東集中と「3つの市場」開拓(フードサービス/観光レジャー/中食惣菜)+EC/海外

  • 中期計画で関東基盤強化と市場セグメント拡大を明確に掲示(資料:中期計画スライド)。
  • 自社PBや顧客提案力を生かしフードサービス向け販売拡大を狙う。
  • BtoB EC「プロデポ」や輸出拡大で取引チャネル多様化を推進。

物流・オペレーション改革(物流拠点再整備、DX→AX)

  • 既に物流拠点再整備を実施中(投資フェーズ)でキャパシティ確保と配送効率化を図る。
  • DXからAXへの転換で業務自動化・生産性向上を目指し、物流費・人件費の圧縮を狙う。
  • 物流委託先とのコスト交渉や輸送最適化でマージン改善余地がある。

グループシナジーと製造(KISCO等)による付加価値強化

  • 連結子会社(キスコフーズ、斎藤商業等)で製造・生鮮調達の一体運営を進め、供給安定と原価改善を図る。
  • PB・製造品の提案で粗利改善を狙い、ECで単価向上やリピートを拡大。
  • グループ内で顧客接点・サポート機能を共有し、営業効率を高める。

3. 今後3年の業績成長イメージ

会社目標は2026年度実績735億円→2029年度840億円(売上CAGR約4.5%)、EBITDAは約25億→34億(CAGR約9.8%)。短期は仕入・人件・物流コスト上昇で利益は圧迫されるが、物流再整備とDX投資の効果が出れば2028-29年にかけて利益率は回復し、中期目標達成シナリオが現実味を帯びる。

4.課題・リスク

  • 原材料・エネルギー・物流コストの高止まりで短期の営業利益圧迫が継続する可能性。
  • 物流拠点投資とDX推進の実行力不足や投資回収の遅延により期待される効率化が実現しないリスク。
  • 顧客の節約志向や外食市場の景気感悪化、海外・ECの浸透遅延、及び競合の価格競争が成長を削ぐ懸念。

5. 総括

中期計画で示した売上・EBITDA目標は保守的な市場想定下で実行可能性があるが、当面はコスト動向と物流改革の実行が成否を分ける。安定成長シナリオはあるが短期の収益変動に注意した投資判断が必要。

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