東証プライム市場

ルネサンス(2378)

概況

最終更新日:2026/08/07 17:05
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

価格改定や会員増で売上は回復基調。減損や不採算店の退店で損出しを実施し、中期計画で財務再建と成長を目指す。

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主力事業

主力はスポーツクラブ。加えてホームフィットネス、介護リハビリを育成し、自治体・企業向けサービスやPPPによる周辺事業を拡大している。

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業績

売上は堅調で増収も営業利益は減少。減損や退店費用で純損失計上し、改善に向け構造改革中。

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注目点

38施設の減損と6店舗退店を実行。楓の風子会社化や施設譲受で非会員領域強化、中期で財務再建を最優先。

最新決算の要点

最終更新日:2026/08/07 17:05
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株式会社ルネサンス

2027年3月期 第1四半期決算


決算の重要ポイント

  • 価格改定と新規入会により売上高は前年同期比+5.4%の増収(164.05億円)
  • 営業損失から黒字転換し、営業利益は3.61億円を計上(前年同期は△2.80億円)
  • 事業ポートフォリオの再編(報告セグメントを3区分へ変更)と介護リハビリ分野のM&Aで事業の非依存化を推進

決算数値概要

  • 売上高: 164.05億円 (前年比 +5.4%)
  • 営業利益: 3.61億円 (前年同期は△2.80億円 → 黒字転換)
  • 純利益: 0.74億円 (前年比 +47.4%)

前回決算からの主なUPDATE

  • 報告セグメントを「スポーツクラブ及びその周辺」「ホームフィットネス」「介護リハビリ」の3区分に変更(当第1四半期より適用)
  • 介護リハビリ領域の強化:株式会社楓の風の完全子会社化(2025年12月)と、リハビリ特化型デイ「マイリハ」5施設の事業譲受(2026年4月)を反映し売上拡大
  • 第1四半期で営業黒字化を達成。ただし人件費増加や構造改革の影響で引き続きコスト管理が重要

好材料(ポジティブ要因)

  • 価格改定の効果と既存店の新規入会増で安定した増収基調を確認(会費単価上昇が寄与)
  • 介護リハビリ事業の拡大(楓の風連結・マイリハの取り込み)により事業ポートフォリオの多角化が進む
  • 中期経営計画(2026–2030)を策定し、収支構造改革・投資配分・株主還元方針を明確化(配当予想は従来通り:年間13円)

悪材料(ネガティブ要因)

  • 依然として自己資本比率は低水準(第1四半期で16.6%)かつ有利子負債やリース負債が大きく、財務健全化が課題(新リース会計導入で自己資本比率低下の見込み)
  • ホームフィットネス事業は売上・利益とも前年割れ(第1四半期で売上▲17.1%、セグメント利益▲40.2%)と事業再建が必要
  • 人件費増等のコスト上昇が継続しており、収益の持続的改善には追加の収支構造改革と効率化が不可欠
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長期成長期待

最終更新日:2026/08/07 17:05
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1. 成長期待のポイント

ルネサンスは既存スポーツクラブの収支構造改革とM&Aで会員基盤を維持しつつ、ホームフィットネス・介護リハビリ・周辺事業で売上構成を多様化。短期は年率約4〜5%の売上成長、非クラブ領域は2桁成長が期待される。

2. 成長ドライバー別の分析

スポーツクラブ事業の収支構造改革

  • 不採算施設の計画的退店と減損処理で将来リスクを先取り処理し、営業効率化の土台を整備。
  • DX・AIによる業務効率化で人件費比率を低減、既存クラブの収益回復を図る。
  • 収益期待が高いクラブに投資を集中し、顧客体験(LTV)向上と価格改定で単価改善を狙う。

非スポーツ(ホームフィットネス/介護リハビリ/周辺事業)の成長加速

  • ホームフィットネス:商品ライン拡充(運動→休養・美容・栄養)でターゲット拡大、2025→2030で38億→55億の計画(CAGR約7.7%)。
  • 介護リハビリ:M&A(楓の風等)と事業譲受で拠点を拡大、25億→42億計画(CAGR約11%)で高齢化対応ニーズを取り込む。
  • スポーツ周辺(BtoB/BtoG/PPP):自治体・企業向けサービス拡大で36億→82億(CAGR約18%)を想定し、高成長を見込む。

財務戦略・資本効率の改善(キャッシュ配分)

  • 2030目標:売上770億、営業利益35億、ROIC6%、自己資本比率20.5%を掲げ、財務規律を優先。
  • 今後5年の営業CF想定累計をキャッシュ配分(事業投資140億、負債圧縮100億、株主還元20億)で明確化。
  • 新リース会計適用下でも自己資本改善を志向し、投資はキャッシュ創出範囲内に限定。

3. 今後3年の業績成長イメージ

直近ガイダンスは2026年度売上約649億→2027年度680億(+4.7%)で、今後3年は年率約4%前後の売上成長が見込まれる。主要成長は非クラブ領域(ホームフィットネス・介護・周辺事業)の加速で、これらの高成長が全社売上構成比を高める一方、スポーツクラブ事業は収益性改善によるマージン上振れで営業利益率が段階的に改善すると想定される(中期で営業利益は現水準から倍程度へ改善を目指す計画)。

4. 課題・リスク

  • 既存クラブの収益回復が想定より遅れると、期待したキャッシュフロー改善・投資余力が減少。
  • ホームフィットネスや介護事業の販促・統合コスト、商品競争激化で採算が悪化する可能性。
  • 新リース会計導入や金利上昇で財務指標が悪化するリスク、M&A統合やシステム統合(旧オアシス)による一時的コスト増も留意点。
  • 地域自治体予算や公共事業入札環境、景気・消費動向がPPP・BtoB需要に影響。

5. 総括

ルネサンスはスポーツクラブの構造改革で痛みを先行処理し、ホームフィットネス・介護・周辺領域の高成長で収益の多角化を図る戦略。短期は安定的な低~中成長(売上CAGR約4〜5%)、中期的には非クラブ領域の成長で営業利益改善が期待できるが、統合コスト・市場競争・財務面の不確実性が鍵となる。

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