東証プライム市場

ALSOK(2331)

概況

最終更新日:2026/08/04 15:59
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

第1四半期は売上約1,459億円、営業利益約120億円、親会社株主利益約81億円と増益基調。AS2028で成長投資と配当強化を明示。

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主力事業

警備を主軸にFM、介護、海外を展開。機械警備とHOME向けを拡充し、DX・サイバー領域やEV等のサービスを強化。

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業績

2026年売上597,026百万円、営業利益46,919百万円、親会社帰属純利益33,262百万円で過去最高を達成。

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注目点

中期計画AS2028で売上6800〜7500億、経常益680〜750億、配当性向40〜50%を目標にM&A・DX投資を推進。

最新決算の要点

最終更新日:2026/08/04 15:59
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###(ALSOK株式会社)

2027年3月期 第1四半期決算


決算の重要ポイント

  • 売上高は1,458.98億円(前年同期比 +3.4%)と増収、営業利益は120.49億円(同 +15.4%)と利益率が改善
  • 親会社株主に帰属する四半期純利益は80.94億円(同 +25.8%)と大幅増益で収益性が向上
  • FM事業が高成長(売上高+16.4%、営業利益+46.2%)し、事業ポートフォリオの強化が進展(戦略的パートナーシップ等)

決算数値概要

  • 売上高: 1,458.98億円 (前年比 +3.4%)
  • 営業利益(経常利益): 120.49億円 (前年比 +15.4%)
  • 純利益: 80.94億円 (前年比 +25.8%)

前回決算からの主なUPDATE

  • 連結範囲の変更:ALSOK介護ライフサポート、ALSOKケアを新規連結化、一部子会社は吸収合併により連結除外(構成変化)
  • 介護事業の一部に外形標準課税の適用があり、介護部門の営業利益が圧迫(詳細は当期実績反映)
  • 防災関連の事業基盤強化に向け、The Carlyle Groupと共同で日本ドライケミカルに対する公開買付け等、戦略的パートナーシップの構築を開始

好材料(ポジティブ要因)

  • 営業利益率の改善:売上伸長に加え利益率が向上しており、収益構造の改善が確認できる点
  • FM事業・防災分野の強化:FM事業の高い増益と日本ドライケミカルに関する資本・業務連携により、防災・設備領域の競争力が強化される見込み
  • 新サービスとDX推進:ALSOK‑G7やユーザーレスキュー、サイバー/インシデント対応などでサービス幅を拡張し顧客ニーズの取り込みを進展

悪材料(ネガティブ要因)

  • 介護事業の採算悪化:外形標準課税適用等により営業利益が大幅減(営業利益432百万円、前年同期比△32.3%)
  • 海外事業の赤字継続:売上は増加するも営業損失(142百万円)が継続し、国際展開の収益化が課題
  • M&A・統合リスクとのれんの暫定計上:連結子会社化に伴うのれん増(当期増加1,211百万円)や買収統合作業の不確実性が残る点
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長期成長期待

最終更新日:2026/08/04 15:59
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1. 成長期待のポイント

中期計画「ALSOK STAGE 2028」は、2026年度売上5970億円(2026/3実績)を基点に、2029/3に売上6800〜7500億円、経常利益680〜750億円(経常利益率約10%目標)を掲げる。今後3年の実現で売上CAGRは年率約4.4〜8.0%、経常利益CAGRは約10.7〜14.3%が目安。

2. 成長ドライバー別の分析

ホーム&個人向け(HOME ALSOK)拡大

  • 住宅向け機械警備は導入率が低く(導入率約3.4%)、潜在需要が大きい(スケール拡大余地)。
  • 「HOME ALSOK Connect」やスマホゲートなど低価格プラン・付帯サービスで契約拡大を狙う。
  • 高齢者見守り等のクロスセルでARPU向上と解約率低減を図る。

FM・防災・ソリューション(高付加価値化+M&A)

  • FM事業の拡大(富士通系資産承継、平和管財取得等)で収益基盤を強化。Q1ではFM売上+16%・営業増益(Q1)。
  • 防災領域は日本ドライケミカル(持分法関連)の資本関係強化やカーライルと連携し、ソリューション化で利幅向上を目指す。
  • EV充電、ドローン点検、設備DXなどで高付加価値サービスを拡充し単価と利益率を押し上げる。

DX・省人化・海外展開(生産性と新市場)

  • 機械警備の「ALSOK‑G7」やインシデント対応、物理ペネトレーション等のサービスで差別化し省人化ニーズに応える。
  • グループ横断のDX/AIでBPRを推進し、営業利益/人など生産性改善を図る(中期KPI設定あり)。
  • ASEAN等海外市場の成長を取り込み、海外事業での規模拡大を狙う(中期で海外・介護など成長市場に注力)。

3. 今後3年の業績成長イメージ

中期目標(2029/3)を素直に見ると、売上は5970億→6800〜7500億で年率約4.4〜8.0%成長。経常利益は約499億(2026/3実績)→680〜750億で年率約10.7〜14.3%と利益率の改善を織り込む計画。主因はFM・介護・HOMEの契約拡大、M&A・ソリューション化による利幅改善、DXでの生産性向上。初年度は投資・M&A費用が先行する可能性もあるが、2年目以降にマージン改善が加速すると想定。

4. 課題・リスク

  • M&A・統合作業の遅延や期待シナジー不達は収益計画を毀損するリスク。複数の買収・グループ再編が既に進行中。
  • 人手不足・人件費上昇や物価高がコスト増を圧迫(警備業は労務費比率が高い)。価格転嫁に制約がある顧客層も存在。
  • キャッシュ輸送等既存事業の構造変化(ATM減少やキャッシュレス化)で警備輸送の成長性が低下する懸念。
  • マクロ/地政学リスク(中東情勢等)、サイバーインシデントの発生、為替変動(海外展開分)等の外部要因。
  • 金融契約の財務条項(資本維持など)遵守リスク:財務指標悪化時の制約が資金運用に影響する可能性。

5. 総括

ALSOKはHOME・FM・介護・海外を成長軸に据え、M&A+DXで利益率改善を狙う中期シナリオを提示している。売上CAGRは年約4–8%・経常利益は10%超成長を狙うが、M&A統合、人件費圧力、既存事業の構造変化が達成のカギとなる。投資判断はM&Aの実行力と労務コスト転嫁力を注視して行いたい。

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