2026年度は過去最高益を更新。2027年3月期第1四半期は売上横ばい、経常は低下も特別益で純利益は増加、再成長に向け投資継続。
M&A仲介を中核にファンド事業、PMI、海外提携を拡大。AI商談解析や地域金融との合弁でミッドキャップ獲得に注力。
成約件数は減少したが一件当たり売上上昇で売上は安定。IT投資増で販管費が増え利益率は一時低下。
ファンド事業をJ-Capitalへ移管し独立化、Bring Out等のデータ駆動経営強化、特別配当込みで配当水準を維持。
日本M&Aセンターホールディングスはミッドキャップ案件の拡大、ファンド事業の独立運営(J‑Capital設立)、AIデータ活用による成約率向上を通じて、今後3年は年率約4–8%程度の安定的増収が期待される(短期はIT投資で利益率に調整あり)。
会社の公表予想では2027年3月期売上高は約52.8bn円(2026年実績50.3bn円→+5.1%)。これを踏まえると現実的な想定は「ベースケース:年率約5%成長(3年累計で約15〜16%増)」で、2029年は概算で約58.2bn円前後。ファンド事業の早期拡大やミッドキャップ強化が順調なら上振れケースで年率7–9%(約61–66bn円)も可能。ただし短期的にはAI・IT投資や採用で販管費が増え利益率が圧迫される局面がある。
ミッドキャップ獲得の強化、ファンド事業の独立運営、AIによる成約効率向上が揃っており、今後3年は安定した増収基調(想定年率4–8%)が見込める。だがM&A市場のサイクル依存性と短期投資負担を踏まえ、利益変動リスクに注意しつつ中長期プレイで評価すべき銘柄である。
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