東証プライム市場

大気社(1979)

概況

最終更新日:2026/08/07 12:22
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

2026年は増収増益で業績改善。2027年1Qは売上微減・純益大幅減。環境系受注堅調だが海外塗装で変動あり。

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主力事業

大気社は空調などの環境システムと塗装システムが主軸。データセンター・半導体向け設備に強みを持つ。

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業績

完成工事総利益はほぼ横ばい。営業・経常益は減少。環境事業は堅調、塗装事業は採算悪化でセグメント損失あり。

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注目点

欧州の大型塗装案件剥落が海外受注減の主因。配当予想119円、自己株式信託や有価証券評価の増加が影響。

最新決算の要点

最終更新日:2026/08/07 12:22
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株式会社大気社

2027年3月期 第1四半期決算


決算の重要ポイント

  • 受注工事高は前年同期比+7.5%の1,054億9百万円と増加(国内主導)
  • 売上高は613.99億円(前年比△4.2%)、営業利益は35.47億円(前年比△11.0%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は20.34億円(前年比△28.4%)と減益
  • セグメントでは環境システム事業の受注が大幅増(906億5百万円、前年比+140.4%)一方、塗装システム事業は欧州の大型案件剥落で受注が大幅減(143億6百万円、前年比△76.1%)し、塗装事業はセグメント損失を計上

決算数値概要

  • 売上高: 613.99億円 (前年比 △4.2%)
  • 営業利益: 35.47億円 (前年比 △11.0%)
  • 純利益: 20.34億円 (前年比 △28.4%)

前回決算からの主なUPDATE

  • 通期業績予想に変更なし(2027年3月期通期予想は売上307,000百万円、営業利益23,800百万円)
  • 受注構成の変化:国内での受注が増加する一方、欧州の大型塗装案件の剥落により海外受注が大幅減少
  • 資産構成の変化:現金預金が前期末比で約218億円減少、投資有価証券や退職給付資産等が増加し固定資産が増加

好材料(ポジティブ要因)

  • 受注高全体は増加(1,054億9百万円、前年比+7.5%)で次期の売上源が確保されつつある点(繰越工事高も増加)
  • 環境システム事業の受注が大幅に伸長(特に産業空調・ビル空調)、データセンターや半導体関連での需要堅調
  • 通期予想を維持しており、経営陣は通期達成を見込む姿勢を継続

悪材料(ネガティブ要因)

  • 利益率低下:営業利益・純利益ともに大幅減(営業利益△11%、純利益△28.4%)で収益性に懸念
  • 塗装システム事業の受注減とセグメント損失(当期セグメント損失約4.33億円)が業績の重し
  • 現金預金の大幅減少(約218億円)により短期的な資金余力が低下している点(流動資産内の現金減少が目立つ)
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長期成長期待

最終更新日:2026/08/07 12:22
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1. 成長期待のポイント

受注・繰越工事高の積み上げが顕著(第1Q繰越工事高357,276百万円:前年同期比+31.5%)で、経営予想は2027年3月期売上307,000百万円(+7.3%)。データセンター・半導体等の設備投資追い風で中期は堅調成長期待。

2. 成長ドライバー別の分析

受注・繰越工事高の積み上げ(注文残高=業績の先行指標)

  • 第1Qの連結受注工事高は1,054億9百万円(前年同期比+7.5%)、うち環境システム受注は906億5百万円(+140.4%)と急増。
  • 繰越工事高は357,276百万円(前年同期比+31.5%)と厚いバックログを保有しており、来期以降の売上を下支え。
  • 受注の地域・案件規模の偏り(欧州の大型案件の剥落など)を監視する必要ありが、全体の収益基盤は強化。

市場環境(データセンター・半導体・自動車設備投資)

  • 会社はデータセンター、半導体、電気・電子向け設備投資の継続を指摘しており、これらは高付加価値案件を生む領域。
  • 2027年3月期の会社予想は売上307,000百万円、営業利益23,800百万円で増収を見込む(売上+7.3%)。
  • 地域別に東南アジア等で堅調、米国・欧州の通商・地政学リスクはあるが需要自体は底堅い。

セグメント再配分・事業ポートフォリオの最適化

  • 環境システム事業が受注・繰越を牽引(ビル空調・産業空調ともに増加)、塗装システム事業は欧州大型案件の反動で受注落ち(第1Q塗装受注143億6百万円:前年同期比△76.1%)。
  • 既存のM&Aや海外拠点連携により、地域間での受注・施工リソース最適化を推進(前年報告で北米オートメーションM&A等を実施)。
  • 受注ミックス改善と高付加価値案件比率の向上が進めばマージン上振れ余地あり。

3. 今後3年の業績成長イメージ

管理計画と現状バックログを踏まえたベースケースは、2027年度に売上+7%程度、その後は受注回復と繰越消化で年率約5〜8%の売上CAGRを想定。営業利益率は7〜8%台で横ばい〜やや改善の見込み。大型塗装案件の復調や追加の海外大型受注が入れば上振れ、逆に欧州需要低迷や為替・資材高騰で下振れ。

4. 課題・リスク

  • 大型案件集中リスク:欧州の大型案件剥落で塗装受注が急落、案件依存度が高いと収益変動が大きい。
  • 受注履行リスク:現地施工、人員確保、部材調達の遅延やコスト増が利益を圧迫する可能性。
  • マクロ・為替・資材価格:中東情勢や原油高、為替変動が部材コスト・海外収益に影響。
  • 競争・価格圧力:グローバルでの価格競争や受注競争激化でマージンが圧縮される懸念。

5. 総括

厚いバックログとデータセンター/半導体向けの追い風により、今後3年は中期的に5〜8%程度の売上CAGRが現実的。だが大型案件依存と履行リスク、欧州の受注変動に注意。経営計画の進捗と受注ミックスの改善が鍵。

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