東証スタンダード市場

北野建設(1866)

概況

最終更新日:2026/08/06 16:27
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

第1四半期は増収増益。売上204億97百万円、営業利益12億05百万円、当期純利益10億82百万円と前年同期比で大幅改善。通期見通しは維持。

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主力事業

建設が主軸で建築・土木・開発を展開。ホテルやゴルフ場も保有し事業ポートフォリオを分散。

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業績

第1四半期は増収増益で推移。完成工事高と受注動向は堅調、通期業績予想は現状維持(修正なし)。

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注目点

第3四半期に有形固定資産の減損(約4.43億)計上あり。原材料・人件費動向と受注残の推移に留意。

最新決算の要点

最終更新日:2026/08/06 16:27
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北野建設株式会社

令和9年3月期 第1四半期決算


決算の重要ポイント

  • 売上高は前年比+8.6%で204.97億円、営業利益は同+62.9%で12.05億円と大幅増益を達成
  • 親会社株主に帰属する四半期純利益は+125.2%で10.82億円と大幅改善
  • 建設事業の増益が業績を牽引(建設事業のセグメント利益は10.60億円)、受注残は依然として厚い(繰越工事高:約912.66億円)

決算数値概要

  • 売上高: 204.97億円 (前年比 +8.6%)
  • 営業利益(経常利益): 12.05億円 (前年比 +62.9%)
  • 純利益: 10.82億円 (前年比 +125.2%)

前回決算からの主なUPDATE

  • 第1四半期で売上・利益が前年同期比で大幅改善(売上+8.6%、営業利益+62.9%、純利益+125.2%)。
  • 受注の構成が変化し、特命受注の比率が大幅に上昇(当第1四半期の特命比率は約76.2%:前年同期は34.7%)。
  • 総資産・現金及び投資有価証券が増加し純資産が増加(総資産860.02億円、純資産536.82億円、自己資本比率61.8%)。

好材料(ポジティブ要因)

  • 建設事業が主力として堅調:増収かつセグメント利益が拡大し収益性が改善している。
  • 受注残(繰越工事高)が約912.66億円と高水準で中期的な売上の下支えが期待できる。
  • 財務基盤が比較的堅固(現金・投資有価証券の増加による純資産増、自己資本比率は約62%)で、投資や配当の継続余地。

悪材料(ネガティブ要因)

  • ゴルフ場事業・広告代理店事業は業績が弱く、ゴルフ場のセグメント利益は大幅減、広告代理店は赤字継続で足かせに。
  • 建設業界固有のリスク(労働力不足、労務費・原材料の高騰、受注競争の激化)が引き続き収益を圧迫する可能性。
  • 過去期の営業キャッシュ・フローはマイナスの実績があり(前期は営業CFの減少)、運転資金やキャッシュ創出の改善余地がある。
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長期成長期待

最終更新日:2026/08/06 16:27
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1. 成長期待のポイント

Q1は売上+8.6%、営業利益+62.9%と高い伸長。通期予想は売上86,000百万円(+9.1%)、営業利益5,000百万円(+7.7%)。受注急増と繰越工事高の積み上がりが短中期の成長を支える。

2. 成長ドライバー別の分析

受注・繰越工事高(バックログ)の拡大

  • 直近Q1の期中受注は約40,640百万円と大型の取り込みがあり、期末繰越工事高は約91,266百万円へ拡大。
  • 高い繰越工事高は今後の売上安定化を支援し、短期的な売上確保につながる。
  • 特命受注比率が上昇(Q1で特命比率約76%)しており、採算の良い案件や継続案件で利益を確保しやすい一方、顧客集中リスクもある。

ホテル事業の回復(グループの収益多様化)

  • ホテル事業はQ1で売上・利益ともに回復基調(Q1売上約717百万円、セグメント利益改善)。
  • 観光回復やインバウンド回復の恩恵で兼業事業が建設事業のサイクルリスクを軽減する可能性。
  • 成長継続でグループ全体の利益率底上げに寄与する余地あり。

財務・資産の余裕と投資余地

  • Q1時点で現金・預金が増加(約17,941百万円)、投資有価証券も増え、手元流動性が改善。
  • 資金余力により入札競争で柔軟に動けるほか、設備投資やM&A、DX投資による中期競争力強化が可能。
  • 自己資本比率は60%超と健全で、財務面の余裕が成長投資の裏付けになる。

3. 今後3年の業績成長イメージ

前提:会社のFY9(通期)予想達成(売上86,000百万円、営業利益5,000百万円)を起点に、受注水準と建設投資環境が大きく悪化しないケースを想定。ベースケースは年率約4%成長で、3年後(FY12想定)売上約96,500百万円、営業利益は営業利益率約5.8%維持で約5,600百万円。受注がさらに堅調(年率7%)なら売上は約105,300百万円、営業利益6,500百万円程度まで上振れ。市場デフレや資材高騰で成長が止まると横ばいシナリオも考えられる。

(数値は会社予想と直近実績を起点にしたシナリオ試算。想定営業利益率は直近水準を基準)

4. 課題・リスク

  • 労働力不足・労務費上昇や原材料価格高騰:採算圧迫と工期遅延リスク。
  • 発注競争・受注構成の偏り:特命・大口に偏ると一時安定も顧客集中リスク増。
  • 地政学・為替変動・資材供給の不確実性:設備投資や顧客先の投資抑制が売上に波及。
  • ホテル事業は外部環境(観光需要)に左右されやすく、安定収益化が遅れる可能性。

5. 総括

受注高と繰越工事高の積み上がり、手元資金の改善、ホテル事業回復が追い風で、短中期は増収増益基調が期待できる。とはいえ資材・人件費、受注集中、外部需要の変動が成長のキーリスクとなるため、受注質の維持とコスト管理が重要。

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