東証プライム市場

鹿島建設(1812)

概況

最終更新日:2026/08/05 12:19
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

2026年度は増収増益で堅調。2027年度第1四半期は売上横ばいで営業増益、受注好調で下期の不動産売却に期待。

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主力事業

土木・建築を主軸に不動産開発、設計・エンジニアリングを展開。国内受注増と海外開発を並行して実施。

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業績

Q1売上6400億(▲1.5%)、営業405億(+7.8%)、親利益309億(+16.6%)。通期は減益見込み。

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注目点

建設受注・繰越高が大幅増で下期の不動産売却が収益を支援。資材・労務と海外の地政学リスクに留意。

最新決算の要点

最終更新日:2026/08/05 12:19
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鹿島建設株式会社

2027年3月期 第1四半期決算


決算の重要ポイント

  • 売上高は前年同期比で微減(△1.5%)も、営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する四半期純利益はいずれも増益
  • 建設事業の受注高が前年同期比大幅増(建設事業受注高:6,302億円、+21.1%)で下期以降の収益見通しを下支え
  • 自己資本比率が改善(40.4%)し、財務基盤は堅調。有利子負債は前期末比で減少傾向

決算数値概要

  • 売上高: 6,400億円 (前年比 △1.5%)
  • 営業利益(経常利益): 405億円 (前年比 +7.8%)
  • 純利益: 309億円 (前年比 +16.6%)

前回決算からの主なUPDATE

  • 通期業績予想に変更なし(公表済の通期予想を維持)
  • 受注環境の改善:国内中心に受注が増加し、個別・連結で受注高が大幅に拡大
  • 自己株式の取得等により自己株式残高が増加(資本剰余金・自己株式に影響)

好材料(ポジティブ要因)

  • 受注の強さ:建設事業受注高が前年比大幅増で中長期の売上確保に寄与
  • 収益性改善:土木・建築双方で売上総利益率が向上し、営業利益が拡大
  • 財務の安定:自己資本比率の改善と有利子負債の抑制により財務余力が確保されている

悪材料(ネガティブ要因)

  • 売上の先送りリスク:建築の施工初期段階案件が多く、当四半期の売上は減少(工程進捗による変動)
  • コスト圧力:労務需給ひっ迫や一部原油由来製品の価格上昇・出荷制限が続く可能性あり
  • 海外事業の不確実性:海外建設売上減や開発物件の売却タイミング変更リスクが収益に影響し得る
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長期成長期待

最終更新日:2026/08/05 12:19
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1. 成長期待のポイント

受注環境は堅調で受注高・繰越高が増加しており(Q1の建設受注は前年同期比+21%程度)、開発事業の売却進捗と土木・建築の粗利率改善が利益を下支え。短期は減収見通しだが、受注→売上転換で3年で横ばい〜緩やかな回復が期待できる。

2. 成長ドライバー別の分析

受注・繰越高の拡大と安定的な工事遂行

  • Q1で建設受注高が前年同期比大幅増(+20%前後)と堅調で、繰越高も増加しており今後の売上基盤が確保されている。
  • 大型土木・建築工事が進捗中で、着工~竣工のタイミングで売上化が期待される(受注から売上への自然な変換)。
  • 受注の地理・案件分散(国内大型案件+海外・開発案件)によりリスク分散が効いている。

開発事業(不動産売却)と米国流通倉庫の進展

  • 開発事業の売却がQ1で増加し、下半期中心に複数物件の引渡しを見込むため下期以降の収益貢献が想定される。
  • 米国流通倉庫開発は当期に複数売却済みで、追加売却契約もありキャッシュ創出に寄与する可能性あり。
  • 開発利益は不動産市況・金利感応度が高いが、計画通り売却できれば短期的に利益率を押し上げる。

収益性改善(施工管理・原価低減)

  • 土木・建築とも売上総利益率が前年同期比で改善(Q1の土木は20%台前半)しており、施工体制とコスト管理の改善が利益を支援。
  • 建設資材・労務コスト動向を注視しつつ、追加工事や変更契約でマージン改善を図っている。
  • 営業外収益や投資有価証券の評価益などが一時的に業績を押し上げる場面も想定される。

3. 今後3年の業績成長イメージ

会社ガイダンスでは直近年度は減収減益を見込むが、受注・繰越の厚みと下期中心の開発売却を考慮すると、1~3年で売上は「横ばい~年率数%の緩やかな回復」、営業利益は「粗利率改善により回復・安定化」する公算。目安としては次の3年年平均CAGR想定レンジ:保守的0〜+1%/想定(ベース)+1〜+3%/楽観+3〜+5%。

4. 課題・リスク

  • 建設資材(特に原油由来製品)や労務需給の逼迫によるコスト上振れは利益率悪化リスク。
  • 金利上昇や不動産市況悪化で開発事業(特に海外・米国)の売却時期・価格が悪化すると、短中期の利益・キャッシュに大きく影響。
  • 地政学リスク・為替変動が海外事業の利益に影響。大型案件の施工遅延や追加損失が発生した場合、業績へダメージ。

5. 総括

受注・繰越高の積み上がりと開発売却の進行で中期的な底堅さはあるが、資材・労務コストや金利・不動産市況の行方が短期的な業績変動の鍵。投資判断は受注実行状況と開発売却の実績(価格・時期)を注視するのが肝要。

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