東証プライム市場

長谷工コーポレーション(1808)

概況

最終更新日:2026/08/06 16:26
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

2027年3月期第1四半期は増収増益。売上3,121億、営業299億、完成工事利益率改善で総益拡大。

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主力事業

マンション中心の建設を軸に、分譲・賃貸・管理運営および海外不動産開発を一体で展開する住宅総合グループ。

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業績

完成工事総利益率の改善で工事利益が拡大。高額物件の引渡で不動産利益も増加し通期見通しは維持。

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注目点

WoodFriendsの連結化や株式給付信託・ESOPへの自己株処分など、ガバナンスと資本政策の変化に注意。

最新決算の要点

最終更新日:2026/08/06 16:26
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株式会社長谷工コーポレーション

2027年3月期 第1四半期決算


決算の重要ポイント

  • 売上高は3,121億円(前年同期比+9.2%)、完成工事総利益率の改善等により営業利益が大幅増加し営業利益299億円(+46.0%)を確保
  • 単体受注高が2,488億円(前年同期比+93.8%)と大幅増加し、中間期受注予想に対する進捗は75.4%と良好
  • 連結業績見通しは修正なし(通期売上高1,3800億円等の据え置き)。ただし個別(単体)では特別利益見込みの剥落に伴い当期純利益予想を7,000百万円下方修正(連結影響なし)

決算数値概要

  • 売上高: 3,121億円 (前年比 +9.2%)
  • 営業利益(経常利益): 299億円 (前年比 +46.0%)
  • 純利益: 213億円 (前年比 +68.5%)

前回決算からの主なUPDATE

  • 完成工事総利益率が改善し、工事部門の利益率向上が営業利益大幅増に直結(完成工事総利益率=17.7%:前年同期比+4.5pt、完成工事総利益増 +69億円)
  • 受注環境の好転:単体受注高が2,488億円(前年同期比+93.8%)、大型物件を含む受注で中間期目標に対する進捗が向上(75.4%)
  • 連結範囲・個別予想の修正:期中に連結範囲に変更(長谷工ホームホールディングス等の追加)およびグループ内組織再編に伴う当初想定の特別利益計上を取りやめ、個別の当期純利益予想を7,000百万円減額(連結業績予想への影響はなし)

好材料(ポジティブ要因)

  • 建設事業の採算改善:完成工事総利益率が改善し工事利益が回復、安定した施工力と商品企画が評価され受注増につながっている点
  • 受注残・受注獲得の強さ:第1四半期で単体受注高2,488億円と高水準(大規模分譲案件多数)で中期目標達成に向けた着実な進捗
  • 不動産売上(分譲マンション)の高額物件引渡しが寄与し不動産事業利益が増加(不動産売上高1,272億円、売上総利益175億円)

悪材料(ネガティブ要因)

  • 流動性の減少:現金預金が前期末比で減少(Q1で約497億円の減少)しており、短期的な資金動向に注意が必要
  • 海外事業の収益性課題:ハワイを中心とする海外事業で引き続き損失や評価損が見られ、セグメントでの改善余地あり(海外は営業損失計上)
  • 個別(単体)業績の不確実性:期初見込みの特別利益が事後に計上されない判断となり、単体純利益予想を7,000百万円下方修正(グループ内再編検討の不確実性を示唆)
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長期成長期待

最終更新日:2026/08/06 16:26
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1. 成長期待のポイント

長谷工は2027年3月期の通期予想で売上1,380,000百万円(+8.4%)、営業利益110,000百万円(+11.4%)を提示。Q1で完成工事総利益率が約+4.5p改善、単体受注が2,488億円と高水準であることから、今後3年は工事採算改善+不動産引渡し拡大で緩やかな増収増益が期待される。

2. 成長ドライバー別の分析

建設関連事業の採算改善と高受注

  • Q1で単体の完成工事総利益率が13.2%→17.7%に改善(+4.5p)、完成工事総利益が大幅増。
  • Q1単体受注高は2,488億円(前年同期比+93.8%)で通期見通し3,300億円に対し進捗75%超。大型案件比率・特命受注高が高く、受注品質も良好。
  • 中期投資(建設関連R&Dなど1000億円計画)で生産性向上・木質化等を進め、中長期の採算改善が見込まれる。

不動産関連事業(分譲マンション)の高付加価値引渡し

  • Q1の不動産売上高は1,272億円(前年同期比+23.7%)、不動産売上総利益も増加(+25億円)。高額物件の引渡しが寄与。
  • 受注戸数・契約進捗は堅調で、通期の分譲販売計画に対する供給・引渡しのパイプラインが確保されている。
  • 中期では分譲・戸建・リノベーション等で商品ミックス改善を図り、ROE向上を狙う(通期の収益性底上げ)。

管理運営収入と海外投資の収益化

  • 管理運営はストック型収益で安定(Q1売上約375〜377億円)。管理戸数増加により安定したキャッシュフロー源。
  • 海外事業は米国本土で投資回収が進む予定、ハワイの大規模開発は収益化フェーズへ(中期で海外投資400億円計画)。
  • グループ全体で不動産・海外投資等(6年計画の投資配分あり)を組み合わせ、資本効率向上を目指す。

3. 今後3年の業績成長イメージ

ベースケース(会社計画踏襲):FY2027は売上1,380十億円・営業110十億円。以降、建設採算改善と分譲引渡し拡大、管理収入の安定で年率売上約+5〜7%、営業利益+8〜12%を想定。3年で売上は約1.6兆円前後、営業利益は約140〜150億円程度への到達が見込まれる(想定レンジは景況・外部要因に依存)。

4.課題・リスク

  • 住宅市場需給悪化や金利上昇による販売減速で不動産引渡し・販売利益が急減するリスク。
  • 資材・人件費高止まりや工期遅延が工事採算を圧迫する可能性。
  • 海外開発案件の評価減・回収遅延(過去に棚卸評価損計上の事例あり)および規制・法令リスク。
  • コンプライアンス・訴訟リスク(大規模修繕を巡る調査等)が業績・ブランドに与える影響。
  • 大規模投資に伴う資金調達コスト上昇やD/E管理の失敗は財務リスクを招く。

5. 総括

現状は受注・採算・不動産引渡しの3要素が揃い増益が期待できる。中期目標達成には受注の高品質維持、分譲販売の安定化、海外案件の確実な収益化が不可欠で、マクロ的な金利・住宅市況の変化が成否を左右する。

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