東証プライム市場

大成建設(1801)

概況

最終更新日:2026/08/06 13:21
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

2026年度は営業増益を達成。2027年3月期第1四半期は売上18.4%増、営業・経常は増益で進捗良好。

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主力事業

土木・建築・開発を中核に展開。M&Aで海洋や海外を取り込み、一貫施工と開発収益の拡大を図る事業構成。

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業績

売上・営業益は前年同期比で増加。投資有価証券売却益等で純利益改善、通期は据置。

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注目点

配当性向を40%へ引上げ予定。大型買収でののれん増加や資金調達・利息負担の影響に注意。

最新決算の要点

最終更新日:2026/08/06 13:21
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大成建設株式会社

2027年3月期 第1四半期決算


決算の重要ポイント

  • 売上高は前年同期比+18.4%で521,215百万円(5,212.15億円)と大幅増加し、全セグメントで増収。
  • 営業利益は前年同期比+15.3%で45,317百万円(453.17億円)と増益。建築・開発の利益率改善が寄与。
  • 純利益は前年同期比+4.8%で30,909百万円(309.09億円)と増加したが、その他包括損益の悪化で包括利益は大幅減少(△50.4%)。

決算数値概要

  • 売上高: 5,212.15億円 (前年比 +18.4%)
  • 営業利益(経常利益): 453.17億円 (前年比 +15.3%)
  • 純利益: 309.09億円 (前年比 +4.8%)

前回決算からの主なUPDATE

  • 第1四半期にNeoSphere株式会社を連結子会社化(のれん増加:1,732百万円の計上)。
  • 通期業績予想に変更なし(売上・利益予想は維持)。第1四半期の進捗は売上約21.5%、営業利益約24.1%。
  • 販管費が前年同期比約+41%と増加、また支払利息・資金調達費用の増加で営業外費用が拡大(資金調達コスト上昇)。

好材料(ポジティブ要因)

  • 全セグメントで増収(特に建築事業の完成工事総利益が大幅改善)により売上・粗利が拡大。
  • 期初想定どおり通期予想を維持、進捗率も順調(営業利益進捗約24%)で通期達成の見通しが堅め。
  • 株主還元方針維持・次期配当見通し(通期予想380円)で投資家還元が明確化。

悪材料(ネガティブ要因)

  • 販管費の急増(前年比+41%)がコスト構造を圧迫。今後の利益率回復のハードル。
  • 土木事業の営業利益は前年同期比で減少(のれん・連結範囲変化を除いても一部利益率悪化)。
  • その他包括利益(有価証券評価差額等)の悪化で包括利益が大幅減少、純資産への短期的なマイナス影響。
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長期成長期待

最終更新日:2026/08/06 13:21
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1. 成長期待のポイント

大成建設は2027年3月期計画で売上2兆4,200億円(+15.8%)を見込み、受注・売上ともQ1で好調。M&Aによる事業拡大と開発事業利幅改善で今後3年は増収だが、利益は投資・資金調達の影響で鈍化する可能性あり。

2. 成長ドライバー別の分析

M&Aと事業ポートフォリオ強化

  • 東洋建設など連結子会社化で海洋・陸上の技術ポートフォリオが拡大し受注基盤が強化された。
  • のれん発生や関連費用はあるが、連携で大規模インフラ・海洋案件の受注競争力が向上。
  • Q1では連結範囲拡大が売上増に寄与しており、中期的な売上下支え要因。

建築・開発事業の採算改善

  • 建築事業と開発事業で利益率が好転しており、Q1で完成工事総利益が増加。
  • 開発事業(不動産)で利幅の高い案件比率が上昇すれば、全体収益性にプラス。
  • 都市再開発・民間大型案件の回復が継続すれば中期で営業利益率改善が見込める。

国内インフラ需要と政策的支援

  • 民間投資の持ち直しと底堅い公共投資が継続しており、建設投資は堅調推移を想定。
  • 都市再開発や公共インフラ更新など大型案件のパイプラインが多く、受注・繰越高の積み上げに寄与。
  • 労務・資材価格上昇リスクはあるが、安定受注は売上成長の基礎となる。

3. 今後3年の業績成長イメージ

2027年度は会社計画で売上+15.8%(2.09→2.42兆円)を想定。Q1の進捗(売上5,212億円、進捗率約21.5%)は順調。M&A効果と開発事業の利幅改善で売上は年率二桁成長に寄与する見込みだが、のれん償却・借入増の利息負担や投資先行で当面は営業利益成長は緩やか(会社計画は営業利益ほぼ横ばい)。

4.課題・リスク

資金調達コスト上昇と有利子負債増加で営業外費用が拡大しており、利息負担が利益を圧迫するリスク。M&A後の統合作業やのれん償却負担、連携効果の実現遅延も想定される。さらに建設資材・労務費の高止まり、地政学リスクや顧客の投資抑制が受注・採算に影響する可能性がある。

5. 総括

売上はM&Aと開発案件で今後3年堅調に伸びる想定だが、資金コスト上昇とのれん償却が利益成長の足かせ。増収シナリオは有力だが、利益率回復の速度と財務負担軽減が投資判断のポイント。

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