東証プライム市場

安藤・間(1719)

概況

最終更新日:2026/08/05 15:01
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

第1四半期は売上1,050億・営業利益64億で増収増益。中期計画2028と海外M&Aで成長投資を継続。

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主力事業

土木・建築の総合ゼネコン。PCa・リニューアル・エネルギー等の成長投資と海外M&Aを推進。

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業績

第1四半期は売上1,050億円、営業利益64億円、親会社株主帰属純利益42億円と前年同期比で改善。

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注目点

中計2028で経常365億目標、SBT再認定と再エネ・原発、M&A等の戦略投資を明示。

最新決算の要点

最終更新日:2026/08/05 15:01
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株式会社安藤・間(安藤ハザマ)

2027年3月期 第1四半期決算


決算の重要ポイント

  • 売上高・営業利益・四半期純利益ともに前年同期比で増収増益(売上高 +12.4%、営業利益 +22.3%、親会社株主に帰属する四半期純利益 +34.9%)
  • 建築事業の受注が大幅増(建築受注高 1,103.10億円、前年同期比 +203.0%)で手持ち工事と将来の収益基盤が拡大
  • 総資産はほぼ横ばいだが、投資有価証券の評価増などで純資産が増加し自己資本比率が52.4%に改善(前期末比 +1.8ポイント)

決算数値概要

  • 売上高: 1,050.44億円 (前年比 +12.4%)
  • 営業利益: 64.84億円 (前年比 +22.3%)
  • 純利益: 42.37億円 (前年比 +34.9%)

前回決算からの主なUPDATE

  • 2027年3月期通期業績予想は修正なし(売上高490,000百万円、営業利益34,000百万円等)
  • 配当予想を年間84.00円(中間42円、期末42円)に据え置き/増配方針の継続(前期実績は合計80円)
  • 第1四半期で建築受注が急増(建築受注高:110,310百万円、前年同期比 +203.0%)、今後の完工高・繰越高に寄与

好材料(ポジティブ要因)

  • 第1四半期は増収増益:完成工事総利益率の改善で収益性が向上している兆候が見える
  • 建築事業の受注急増および繰越高の拡大により、短中期の収益源が強化されている(建築 完成工事高 +24.6%)
  • バランスシート強化:投資有価証券の評価増等で純資産が増加、自己資本比率が上昇(52.4%)し財務余力が確保されている

悪材料(ネガティブ要因)

  • 通期の親会社株主帰属当期純利益見通しは前年実績を下回る見込み(通期予想 22,200百万円:前年29,746百万円、△25.4%)で、通期での利益確保には注意が必要
  • 土木事業の採算悪化:第1四半期の土木営業利益は前年同期比で減少(受注・完成工事の動向に差がある)で、事業間の明暗が目立つ
  • 建設業特有のリスク(資材価格・労務費の変動、地政学リスク等)や大型案件の採算管理に引き続き留意が必要
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長期成長期待

最終更新日:2026/08/05 15:01
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1. 成長期待のポイント

安藤ハザマは中期経営計画2028で売上を4,380億→5,500億、経常利益を314億→365億へ引上げる目標を掲げ、施工強化+エネルギー投資+DXで今後3年は売上CAGR約7.9%、経常利益CAGR約5.1%が期待される。

2. 成長ドライバー別の分析

建設事業(コア)の高度化・選別受注

  • 建築は生産施設・物流・データセンター等の高付加価値案件へ重点シフトし、PCa化・モジュール化で生産性向上を図る(資料 p.16–18)。
  • 土木はトンネル・シールドなど強み分野で技術を深化し、品質管理とリスク評価を強化して高採算案件の比率を高める(資料 p.16)。
  • LCS(ライフサイクルサポート)とリニューアルを強化し、引渡後の長期収益化を目指す(資料 p.17)。

エネルギー・再エネ・蓄電分野の拡大

  • 坂出バイオマスやオンサイトPPAの拡大、系統用蓄電池参画などで安定収益化を図る。エネルギー分野の完成工事総利益は27,000→50,000(百万円)へ拡大目標(資料 p.19)。
  • 原子力(再稼働関連)や送変電、再エネの送電網整備など国家テーマ案件へ参画し、長期案件で収益基盤を安定化。
  • 事業投資としてエネルギーへ約200億円など成長投資を配分(資料 p.27)。

技術・DX投資と海外・M&Aによる成長

  • 技術研究所・試験設備を活用し自動化・AI・IOWN等で施工のスマート化を推進(大型三軸振動台等、資料 p.30–31)。
  • DX導入で施工効率化、BIM統合・ナレッジ共有によりコスト低減と品質向上を実現(資料 p.24)。
  • 東南アジアのリニューアル会社(QXY)取得などで海外収益基盤を強化、M&Aは成長投資枠で随時実行(資料 p.19, p.27)。

3. 今後3年の業績成長イメージ

目標値ベースでは売上が4,380億→5,500億(CAGR約7.9%)、経常利益314億→365億(CAGR約5.1%)。特にエネルギー部門は高成長(完成工事総利益で約22.9%年率想定)で全社の利益底上げを牽引。PCa・DXにより工期短縮・採算改善を図りつつ、成長投資(約500億円)を実行して収益拡大を目指す(資料 p.14, p.27)。

4. 課題・リスク

  • 大型案件の施工リスク・品質問題:過去の補修想定(約62億円)にみられるように、補修・追加費用が業績に直撃する可能性(開示事例あり)。
  • 投資回収リスク:エネルギーや新規事業への出資は期待リターンが不確実で、資金負担や回収遅延が発生しうる。
  • 労務・資材コスト上昇や人手不足、金利上昇による資金コスト増加が利益率を圧迫。
  • 海外・M&A統合リスクや地政学リスクで海外売上が伸び悩む可能性。

5. 総括

安藤ハザマはコア施工力+エネルギー投資+DXで確かな成長シナリオを描くが、投資の実行力・大型工事の品質管理・投資回収が成長実現の鍵。中期的には堅実な増収基調だが、工程・コスト管理の注視が必要。

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