東証プライム市場

石油資源開発(1662)

概況

最終更新日:2026/08/06 14:28
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

26年度は減収減益。米国タイト取得や英事業売却、北海道事業譲渡でポートフォリオ転換し、海外E&PとCCUSへ注力。

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主力事業

E&P(国内外)を中核に、LNG/ガス供給、電力、CCS(CN)を組み合わせて海外E&PとCCUSへ注力。

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業績

1Qは営業・経常・純益とも前年同期比で大幅減。通期は資産取得や売却で業績予想を修正。

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注目点

北海道ガス事業譲渡、Verdad/Fundare等の米国資産取得、苫小牧CCS推進とホルムズ事態によるLNGリスク。

最新決算の要点

最終更新日:2026/08/06 14:28
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。

石油資源開発株式会社

2027年3月期 第1四半期決算


決算の重要ポイント

  • 売上高は651.14億円(前年同期比 △21.4%)と大幅減収、営業利益は62.02億円(前年同期比 △62.9%)と大幅減益
  • LNG代替調達による調達コスト増や探鉱費増等でインフラ・ユーティリティ部門の採算悪化が顕在化
  • デリバティブ評価益の反転・持分法投資利益の減少等により経常面でもマイナス影響、親会社株主帰属の四半期純利益は32.40億円(前年同期比 △79.4%)

決算数値概要

  • 売上高: 651.14億円 (前年比 △21.4%)
  • 営業利益(経常利益): 62.02億円 (前年比 △62.9%)
  • 純利益: 32.40億円 (前年比 △79.4%)

前回決算からの主なUPDATE

  • 2026/08/06付で通期業績予想を修正(5/13公表値→8/6公表値):売上高・営業利益を上方修正(売上高:3,030億円→3,140億円、営業利益:410億円→460億円相当の修正幅)。
  • 投資有価証券の一部売却を決議(8/6取締役会):売却益見込み約60億円を通期特別利益に織り込む見込み。
  • 米国タイトオイル・ガス資産(Fundare等)取得の決議(8/6):取得価額は約3.2億米ドルで、第3四半期に取得を予定。中長期のE&P生産基盤強化を目的。

好材料(ポジティブ要因)

  • 投資有価証券売却による一時的な特別利益(見込み約60億円)で通期業績を下支えする見込み。
  • 米国タイト資産(Verdad/Fundare等)の取り込みでE&Pの生産・キャッシュ創出力が強化される可能性。早期の収益寄与期待あり。
  • Q1期中の原油販売単価上昇が一部事業の売上単価を押し上げている(原油CIF等の上振れが貢献)。

悪材料(ネガティブ要因)

  • イラク・ガラフ油田の生産・出荷停止継続により原油販売数量が剥落(通期での影響も大きい)。
  • ホルムズ海峡事象によるLNG調達の代替(スポット買い)でI/U事業の調達コストが増加し、営業利益を大きく圧迫。
  • Q1におけるLNGデリバティブ評価益の逆回転や持分法投資利益の減少で営業外・経常利益面でも悪化。
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長期成長期待

最終更新日:2026/08/06 14:28
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1. 成長期待のポイント

JAPEXは米国タイト資産の拡大(Verdad/Fundare)とCCS(苫小牧等)・ノルウェー展開で収益基盤を拡充。2027年は事業譲渡等の特別益で親会社株主利益が約650億円見込み。中期目標は2031年750億円、2035年1,000億円。

2. 成長ドライバー別の分析

米国タイトオイル資産の拡大(短期でのキャッシュ創出)

  • 2026年にVerdadを完全取得、さらにFundare取得を予定し米国生産を拡大(会社目標で米国生産約35,000boe/d規模の想定)。
  • タイト資産は投入→収益化サイクルが短く、追加開発(年数十〜百本規模の掘削)で早期に生産・CFを増やせる。
  • 会社の業績修正でも米国寄与が主要増益要素となっており、短〜中期での営業利益上振れ期待が高い。

CCUS(苫小牧等)とカーボンニュートラル事業の立ち上げ

  • 2030年度中の圧入開始目標(苫小牧:150–200万t/年規模)や2035年に累計800万t貯留目標を掲げ、安定料金収入化を目指す。
  • 経営計画では2031年時点でCN事業の税後利益を約200億円想定、事業化が進めば中長期の安定収益源に。
  • CCUSは国の制度・補助依存度が高く、事業化成功で差別化された高付加価値収益を確保。

ノルウェー・I/U(LNG・電力)によるポートフォリオ強化

  • ノルウェーでの権益拡大や探鉱ライセンス獲得で欧州生産を積み上げ、E&Pポートフォリオの安定化を図る。
  • I/U(LNG調達・供給、発電)は需給・スポット価格の影響が大きいが、LNG取扱量増で売上拡大を想定。会社計画ではI/U事業の税後利益を2031年で約200億円見込み。
  • 価格感応度が高く、原油・為替の1単位変動が業績に直結(感応度は下記参照)。

3. 今後3年の業績成長イメージ

  • 会社短期見通し:2027年3月期(会社公表)売上約3,140億円、営業利益約460億円、親会社株主利益約650億円(特別益含む)。
  • 直近3年(2027→2029)は、(A)2027年の一時的な事業譲渡益等で大幅増益、(B)以降は米国資産の追加開発とノルウェー・CCUSの段階的寄与で「実質的」な増収基調へ移行。
  • 管理目標から逆算すると、2026年度実績約534億円→2031年度750億円到達を想定(期間CAGR約7%程度)。直近3年は特別益を除けば年率5〜8%程度の有機成長が見込まれるシナリオが妥当。

4. 課題・リスク

  • 商品市況・為替リスク:原油価格・LNG価格・ドル円変動が業績に大きく影響(感応度の目安:原油 1 USD/bbl 上昇で営業利益約7.6億円増、為替 1円円安で営業利益約4.7億円増の目安)。
  • 調達コストとスポットLNGリスク:中東情勢でスポット調達が増えるとI/U利益を圧迫する。
  • 実行リスク:米国での追加掘削ペース、CCUSの事業化(規制・補助・許認可)、大型M&Aや資産入替の実行成否。
  • 財務リスク:成長投資(経営計画で累計1.5兆円)を借入等でまかなう計画のため、金利上昇やEBITDAに対する有利子負債倍率管理が重要。
  • 一時利益依存:近年の増益に特別益が含まれるため、これが剥落した場合の「本質的」収益力の確認が必要。

5. 総括

短期は事業譲渡や米国資産寄与で業績上振れ、3年程度で米国タイトとCCUSを軸に着実な増収基調へ移行する公算。だが商品市況・CCUS実行性・資本コストが成否を左右するため、投資判断は「一時要因を除いた有機的成長の進捗」を確認してからが妥当。

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