東証グロース市場

VeritasInSilico(130A)

概況

最終更新日:2026/08/05 16:16
この章の文章はAIが開示資料をもとに生成しています。誤りを含む場合があるため、投資判断の際は開示一覧から原文もご確認ください。
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総括

2026年上半期は研究支援金36百万円に対し研究投資と固定資産減損で中間純損失約387百万円を計上。

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主力事業

AI創薬プラットフォームaibVISでmRNA標的低分子と核酸医薬の創出を行い、共同研究と自社開発を両立。

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業績

研究支援金36百万円に対し研究開発費等で費用が増加、減損141百万円計上で中間損失が拡大。

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注目点

武田との共同研究は終了、SpiroChemと新契約締結、川崎研究所稼働、Perfusioは特許済みでPMDA相談を実施し事業化を推進中。

最新決算の要点

最終更新日:2026/08/05 16:16
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株式会社 Veritas In Silico

2026年12月期 第2四半期決算


決算の重要ポイント

  • 事業収益は前年同期比15.5%減の36.7百万円(36,700千円)に留まり、営業損失が拡大している
  • 令和期中に固定資産の減損処理を計上(特別損失141,677千円)し、当中間期の純損失は386,617千円に拡大
  • 研究開発投資とパイプライン進捗(特許出願、SpiroChemとの契約、川崎研究所稼働、PerfusioのPMDA相談予定)が進展

決算数値概要

  • 売上高: 0.37億円 (前年比 △15.5%)
  • 営業利益(経常利益): △2.46億円 (前年比 △32.3%)
  • 純利益: △3.87億円 (前年比 △109.6%)

前回決算からの主なUPDATE

  • 2026年5月にスイスのSpiroChem AGとmRNA標的化合物の共同探索研究契約を締結(新規パートナー獲得)
  • 2026年4月、武田薬品との共同研究が終了(プロジェクト終了に伴う影響確認中)
  • 中間期間に固定資産の減損を追加計上し研究開発費が増加、営業損失・純損失が拡大

好材料(ポジティブ要因)

  • SpiroChemなど国内外との共同研究契約を継続的に獲得しており、プラットフォーム事業の事業開発が進展
  • 自社パイプラインが進展(核酸医薬の物質特許出願、パイプライン1は非臨床(動物)試験準備段階)で将来の価値創出が期待できる
  • ドラッグデリバリーシステム「Perfusio」の事業化準備が進行中(PMDA開発前相談予定、2027年度内の販売開始計画継続)

悪材料(ネガティブ要因)

  • 中間期で大幅な赤字(営業損失 △246百万円、特別損失の計上により純損失が大幅拡大)で利益面の改善が見られない
  • 営業活動によるキャッシュ・フローは▲282百万円とマイナス(短期的には運転資金支出が大きい)
  • 武田薬品との共同研究終了など、パートナー依存度が高いプロジェクトの変動リスクが存在し、将来のマイルストーン収入に不確実性あり
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長期成長期待

最終更新日:2026/08/05 16:16
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1. 成長期待のポイント

プラットフォーム契約拡大、核酸パイプラインの創出・特許化、DDS「Perfusio」の事業化で収益化機会が複数存在(核酸医薬市場は2020→2030で0.45→2.1兆円、年率約16.7%成長(資料 p.14))。短中期は投資先行で損益は赤字継続の公算大。

2. 成長ドライバー別の分析

プラットフォーム事業(共同創薬契約)

  • 東レ、塩野義、ラクオリア、武田など複数大手との共同研究で実績を蓄積(資料 p.5–8)。
  • CDA締結済み/交渉中の候補が複数(国内外8社と交渉継続:資料 p.2, p.13)、定期的な研究支援金やマイルストーン獲得が短期収益源。
  • 会社見込みではFY2026の事業収益113百万円計画(資料 決算短信),だが実現は契約獲得ペース次第。

自社パイプラインとライセンス価値

  • 核酸医薬(ASO)パイプライン1は非臨床開始準備中、パイプライン2も特許出願済(資料 p.22–23, p.35–38)。
  • 自社パイプライン成功時の売上期待値は大きく(例:パイプライン1の想定ピーク年間150億円、総額約1,200億円の想定:資料 p.21),ライセンスアウトで大型一時金・マイルストーン期待。
  • 特許戦略(ECM型ASO等)と三菱ガス化学との製造連携で製造コスト低減・商業化可能性を高める(資料 p.36–39)。

DDS「Perfusio」の事業化

  • 臨床での投与量削減と副作用低減を狙う独自DDS。PMDAでの開発前相談実施(予定含む)や2027年度販売開始計画が明示(資料 p.16, p.41)。
  • DDSは自社パイプラインの臨床化を促進すると同時に、製薬企業向けのライセンスアウトで別収益源化が可能(資料 p.40–44)。
  • 実用化の成否が核酸薬の臨床導入と早期マネタイズの鍵となる。

3. 今後3年の業績成長イメージ

短期(1年)=研究開発投資と研究支援金中心で損失継続。中期(2〜3年)=プラットフォーム契約の新規獲得とマイルストーン/研究支援金増、Perfusioの段階的事業化(2027年度想定)が寄与し売上拡大が見込まれる。最大のブレイクポイントは自社パイプラインの技術的成功とPerfusioの商用化・ライセンスで、成功すれば売上は数十億円規模へ跳ねるシナリオがある(資料 p.19–23, p.40–41)。

4.課題・リスク

  • 研究開発の不確実性:創薬成功率は低く、リード最適化→非臨床→臨床移行のハードルが高い(資料 リスク項目)。
  • 資金・収益化リスク:当面は投資先行で赤字が続く見込み。追加資金調達が必要となるケース(決算で減損計上の実績あり:減損141百万円 Q2、資料 決算短信)。
  • 規制・実用化リスク:Perfusioの医療機器承認・医療現場導入の実務的障壁、及び外部パートナーの戦略変更により契約が停止・遅延する可能性。
  • 市場採用リスク:mRNA標的低分子/核酸市場は期待成長が高いが、新技術の毒性問題や代替技術出現で成長シナリオが変わるリスク(資料 p.53–55)。

5. 総括

核酸医薬市場の高い成長性(核酸市場CAGR約16.7%)と複数の収益化ルート(共同研究収入、パイプライン・ライセンス、DDS)が魅力。ただし現在は初期投資段階で不確実性・資金リスクが高く、短期は投資判断に慎重さが必要。中長期の成功シナリオに賭けるハイリスク・ハイリターン銘柄。

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